「咲ポという神ゲーを世に送り出したのに…」「アバランチに潰されたのかな」 加賀クリエイトとシンラ・テクノロジーが解散【ざっくりゲームニュース】

――毎日発表されたゲーム関連情報の中から、注目のネタをまとめてピックアップ。ざっくりわかるゲームニュース!

1601gamenews7.jpg加賀クリエイト株式会社公式サイトより。

 加賀クリエイト株式会社は今週5日、2015年12月31日をもって解散したと発表。コンスタントにゲーム開発を展開していた同社の突然の発表は各方面に衝撃を与えている。同社はPS Vita向けに、『ひぐらしのなく頃に粋』や『咲-Saki-全国版』といった原作モノのタイトルをリリースしており、多くのユーザーから高い評価を得ていた。しかし、昨今のスマホ向けゲームアプリ中心の市場において、大きな成長力を作り出すには至らず、やむなく会社を解散せざるをえなかったという。発表では、これまで支持してくれていたファンへの感謝と謝意、債権者各位への清算手続きの案内が掲載されている。今回の解散にTwitter上では、「咲ポとかいう神ゲーを世に送り出した加賀クリエイトが……」「ちょっと、製品どうなるのよ。ちゃんと権利移譲してくれてるんでしょうね」とさまざまな反応が見受けられた。

 続いて株式会社スクウェア・エニックスは、子会社のシンラ・テクノロジー・ジャパン株式会社およびShinra Technologies社を解散すると発表。シンラ・テクノロジー・ジャパンおよびShinra Technologiesとは、クラウド技術を利用したゲーム配信プラットフォームの立ち上げを目的に、2014年3月に設立された会社で、どちらもスクウェア・エニックスの前社長である和田洋一が主導していた。解散の理由として、クラウド・プラットフォーム事業のため、追加の事業資金を第三者からの調達しようと目指したものの、その目処が立たなかったことを挙げている。これら2社の解散に伴い、スクウェア・エニックスは特別損失として約20億円(うち11億円については、2016年3月期第2四半期決算で計上済み)を計上する見込みのようだ。なおTwitter上では、解散する2社の社名が『FFVII』に登場する「神羅カンパニー」が由来であるためか、「アバランチに潰されたのかな」「神羅がクラウドに倒されたとかネタとして秀逸すぎますぞ」と元ネタにかけたコメントが続出していた。

 次に任天堂株式会社は今週6日、ニンテンドー3DS専用テーマの新春セールを開催した。今回のセールでは、『ゼルダの伝説』や『どうぶつの森』『ピクミン』といった人気タイトルを題材にした10種類のテーマが、来週の12日まで特別価格の100円(税込)となる。クールなデザインからキュートなデザインまで、テーマのスタイルは幅広く揃っているので、自分にピッタリなテーマで3DSを彩ってみよう!

■今回紹介したゲーム情報関連の公式サイト・参考サイトは以下より。
・当社解散のお知らせと債権申出の催告
http://www.kaga-create.co.jp/notification.pdf
・子会社の解散及び特別損失の計上に関するお知らせ
http://www.hd.square-enix.com/jpn/news/pdf/20160106_01.pdf
・10種類が半額! 新春セール
https://www.nintendo.co.jp/3ds/theme/list/sale/index.html

ひぐらしのなく頃に粋

ひぐらしのなく頃に粋

普通に名作だったのにな…

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