「ライオンズを愛して35年、『ももクロ愛』3年。でも、それ以上に家族を愛する“妻にももっと推され隊”」Leoさん（43）の場合

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――AEはいつから？

Leo　その春西武に行くために入りました。もうすごい悩みましたよ、ファンクラブに入るってことは、完全にカネ落とすモードに入るわけじゃないですか。「ああ、一線を越えてしまったな」って気がしましたよ。

――Leoさんは杏果推しですけど、いつからですか？　その理由は？

Leo　YouTube見てた頃からですね。理由はよくわからないですけど、気が付いたら緑のコばっかり目で追ってたって感じです。夏菜子ちゃんとか詩織ちゃんって、なんか（応援しなくても）大丈夫な気がするじゃないですか。ボクがちょっとぽっちゃりしたコが好きなんで、れにちゃんもなくて、あーりんか杏果ちゃんだったんです。ただ、あーりんは当時中学生で、それはないなと。まあ、有安杏果さんだって、そんなに違わないんですけどね。

　なんかこう、反体制派というか応援体質っていうか、当時AKB48が人気だったんですけど、人気がない方を応援したいってのが自分の中にあるみたいです。緑と紫はちょっと人気ないようだったんで（笑）。それに当時、会社に何人かノフがいたんですけど、ひとりも杏果推しがいなかったんです。やっぱり直感で選んで正解でした。

――当時はライオンズ以外にハマってるものってありました？

Leo　いや、家族以外にないですね。

――それじゃあ今、初対面の人に、「趣味は？」と気かれて、「ももクロ」って言えますか？

Leo　あ、楽勝で言えますよ。会社でもフツーにデスクに杏果がいたりしますから（笑）。

――友だちや同僚にカミングアウトしたときの反応は？

Leo　いやー、残念な感じにはなりますよね。会社のノフも公にはしてないですしね。ボクが言ったから、「あ、ノフなんですか？」って言ってくる隠れノフが多いです。

――ライブに行くときはどんな恰好をして行きますか？

Leo　全身緑で、あえて自宅から着て行きます。

――ご近所さんの世間体というのは？

Leo　ボク、ライブ行く時って朝早いんですよ。早く現地に着きたいってのがあるんで、5時台とかに出ますから、近所の人には会わないですね。嫁にナイショで行くときもあるんで、寝てるうちに出て、寝てから戻るみたいな（笑）。

●ももクロが結んでくれた最愛の娘との絆

――娘さんとは行くこと多いんですか？

Leo　娘が行きたがるんで、半分くらいは娘と参戦ですね。仲間には、けっこううらやましがられます。

――年間の推しごと代っていくらくらいかかってると思いますか？

Leo　そうですね、行けるライブは全部行くって感じで、月一くらいでは行ってますから……。遠征費も含めると、たぶん、30～40万くらいじゃないですかね。え、もっといってますか？　いや、小遣い制なんで、その範囲におさまる額っていうと、それが限界かと。今年は（関東勢にとって）遠征多いんで大変です。

――娘さんと同じ世代のももクロに教えられたことってありますか？

Leo　あります。常に、前向きでいつづけることって大事なんだなって。彼女たちは、基本的に笑ってるほうが多いですし、大人がいろんな壁を作っても、文句言いながらも乗り越えるじゃないですか。そうすれば道は開けるってのを、体現してくれてる。

　もうひとつは、目標を言葉にして、それを実現してくれてること。大人が回避しがちな“有言実行”ですね。こっそりやって、できたら「やりました！」ってアピールするけど、できなければ隠しておくとか、そういう卑怯な人間になってたかもしれない自分が恥ずかしいです。

 
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