たまの休日、「今日は一日中マンガを読んで過ごすぞ〜!!」と決めこんだ時、皆さんはどうしているだろうか? 家にあるマンガは全部読んでしまったし、図書館はなんか堅苦しい。マンガ喫茶は、意外と高くついてしまう……。
そんなあなたにオススメなのが、「立川まんがぱーく」である。
「立川まんがぱーく」とは、JR立川駅南口から徒歩13分の場所にある、立川市子ども未来センター2階に作られた、マンガ文化を楽しむための施設である。もともとは、立川市庁舎であり、耐震工事を施した後、2012年にオープンした。小人200円/大人400円、平日は10時〜19時、土日祝日は10時〜20時まで、ひたすらマンガを読むことができる。夢のような施設なのである。
でも、施設でジッと椅子に座ってマンガを読むなら、「図書館と一緒じゃない?」と思うかもしれないが、立川まんがぱーくは椅子にきちんと座って読まなくていい。畳敷きでどこでもアグラがかけるし、ゴロンと適当に寝転がったり、疲れちゃったら居眠りしたり、自宅で読む以上にリラックスしてマンガを読むことができるのだ。
さらに、ここは12年にできた新しい施設なものの、マンガのストックはとても多い。
マンガは出版社別ではなく、『歴史』『学習』『スポーツ』などジャンル別にわけられた上、作者の五十音順で並んでいる。自分の知らない作品と出会う可能性が高いシステムだが、目指すマンガがある場合は、ちょっとたどり付きづらい。そんな場合は、蔵書をタイトルと著者から検索できるシステムがあるので、安心である。ちなみに、家でも調べられるので、読みたいマンガがあるかどうか検索してから出かけることもできる。
さらに、マンガ以外に絵本コーナーもあり、500冊の絵本を読むことができる。途中退出はできないが、会場内で食事をとることも可能で、カレー(中)380円、チャーハン350円、きつねうどん300円、となかなか安く食べられる。暖かい日には、テラスのテーブルでもご飯が食べられるので、とても便利だ。
僕は杉並区の西荻窪に住んでいるので、バイクで1時間半ほどかかるのだが、休日はプラッと出かけたりしている。平日だと空いていて、ダラダラと1日中マンガを読んでいられるのだ。しかし、土日だと子どもたちがかなりたくさんいるので、ワイワイとなかなか賑やか。そもそも、立川市子ども未来センター内の施設なので、子どもが多いのは当たり前なのだが、こちとら独り身なので、小学生がドタドタと走るのに慣れておらず、最初はちょっと戸惑った。中高生の利用者も多く、カップルでやってきて仲睦まじくマンガを読んでいる人たちも多いのだ。
僕は「マンガはひとりで読むべし!!」という主義だけど、イチャイチャしながら読むのも楽しそうではある。さまざまな年齢層にとって、いろいろな楽しみ方ができる『立川まんがぱーく』。次の休日に、出かけてみてはいかがだろうか?
(文/村田らむ)
畳の上でゴロゴロしながらマンガが読める!「立川まんがぱーく」がリラックスできすぎてヤバイのページです。おたぽるは、マンガ&ラノベ、村田らむ、立川まんがぱーくの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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