本田翼のマンガ愛はガチか? 芸能人のヲタアピールの吉凶

 だが、かといってヲタアピールが裏目に出てしまうことも当然ある。その好例が矢口真里だ。取材で「アニメが大好き」「かなりマニアックなものも好き」と答えたものの、特に好きな作品として挙げた作品が『美少女戦士セーラームーン』だったため、「どこがマニアックなのか?」と大炎上。また、北川景子も雑誌で宝塚歌劇団にハマっているエピソードを語り「私は腐女子への第一歩を見事に踏み出しました(笑)」とアピールしたが、逆に腐女子たちから「腐のちゃんとした意味も知らないのに、流行ってるからって使うな!」と反撃を食らってしまったのだ。この矢口と北川の場合は「単にヲタはビッチ嫌いだから叩かれた」ともいえるが、どちらにせよ浅い知識でヲタをアピールすることが危険であることがよくわかる。

 しかも最近では、にわかではなく本気のヲタ度を示しても「ビジネス」と呼ばれてしまうリスクを伴う。例えば、ヲタク趣味を全開にしてファンを増やしてきたSKE48の松井玲奈だが、ガンプラ好きや『魔法少女まどか☆マギカ』愛を語るたびに、アンチからは「ビジネスヲタ」と叩かれる結果に。先日もGoogle+で松井が「よくね、ビジネスとか言われるんですが、ビジネスしてる暇があったら私は自分の好きなことしていたいタイプなのです」と反論する事態となったが、過度なヲタアピールが裏目に出てしまうこともあるようだ。

 ファンとの交流イベントでは“どてら姿”で登場するなど、やりすぎともとれる真性ヲタ感を演出している本田翼。果たして、このアピールが吉と出るか凶と出るか……生暖かく見守りたい。
(文/田口いなす)

本田翼のマンガ愛はガチか? 芸能人のヲタアピールの吉凶のページです。おたぽるは、マンガ&ラノベ出版業界事情の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!