『クレヨンしんちゃん』『艦これ』もTCG参戦！手を広げまくるブシロードの次なる一手

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まさかの『クレヨンしんちゃん』が「ヴァイスシュヴァルツ」に参戦。

　さらに会場を驚かせたのは、同社の看板トレーディングカードゲーム（TCG）のひとつ「ヴァイスシュヴァルツ」に、「週刊少年ジャンプ」（集英社）連載中でアニメ化も決定している『ニセコイ』、今や国民的アニメとなり、2014年4月には新作映画『ガチンコ！逆襲のロボとーちゃん』が公開される『クレヨンしんちゃん』、爆発的な人気を誇っているブラウザゲーム『艦隊これくしょん～艦これ～』の参戦を発表！　これにはMCを務めた声優の森嶋秀太、徳井青空も驚きの声を上げるほど。木谷社長も「（ヴァイスシュヴァルツは）“人気キャラクター夢のオールスター戦”をテーマに掲げてきたので、それが実現できてうれしい」と満足げ。ほかにも、ブシロード営業本部の田中ブンケイ副部長いわく「今最も頭のおかしい」アニメ『キルラキル』や『ログ・ホライズン』、『ソードアート・オンライン』の第2弾、『初音ミク -Project DIVA- F 2nd』、『ラブライブ！スクール アイドル フェスティバル』、新版『Angel Beats!』の参戦も発表された。

「バディファイト」は、「コロコロコミック」との強力タッグを組んでいる。

　そして、木谷社長も「社運を賭けている」と語り、ブシロードの今後の行方を占うほどのビッグプロジェクトが新たなTCG「フューチャーカード バディファイト」だ。2014年1月にスタートデッキ、ブースターパックが発売されるのに先駆けて、「月刊コロコロコミック」（小学館）12月号よりマンガ連載がスタート。しかも、「コロコロコミック」史上初となる初回80ページの大ボリュームに加え、同号には「バディファイト」のPRカードも付録として同梱するという豪気っぷり。2014年1月からはTVアニメも放送開始。そのキャストは、主人公・未門牙王（みかど・がおう）役に水野麻里絵、牙王の相棒ドラムバンカー・ドラゴン役に大畑伸太郎ほか、佐々木未来、橘田いずみ、寺川愛美、徳井青空といった、お馴染みの声優もキャスティングされ、マンガ連載の件と合わせて、「バディファイト」に賭ける意気込みが伝わってくる内容の濃い発表となった。

棚橋弘至も登場し、場を盛り上げた。

　ほかにも、10月8日から発売を開始するTCG「ファイブクロス」のお知らせや、携帯ゲーム・ブシモより『しろくろJOKER』の制作発表、シンガポール、アメリカに続くブシロードのイギリス現地法人の設立、横浜アリーナで開催される7周年記念イベント「探偵オペラミルキィホームズ With ブシロードライブ in横浜アリーナ」の次の日に、11年ぶりとなる「新日本プロレスリング BACK TO YOKOHAMA ARENA」の開催を発表。イベントの発表時には、新日本プロレスの棚橋弘至選手も登壇し、木谷社長や声優陣との掛け合いを披露するなど、同社らしいバラエティ感たっぷりのにぎやかな会見となった。

　これまでさまざまな事業や仕掛けをし、走り続けてきたブシロード。その集大成となる2014年の動向から目が離せない！
（文中敬称略）

 
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