炎上しながらも、祝『グラブル』2周年！　豪華すぎる新聞広告には「課金が広告に」「金の力か…」「税金対策してんなあ」の声

• ツイート
• 

『グランブルーファンタジー』公式サイトより。

　3月10日に2周年を迎えたCygamesの人気スマホRPG『グランブルーファンタジー』（以下、『グラブル』）。10日売りの「朝日新聞」の朝刊では、大々的な『グラブル』の広告が掲載され、「グラブルすごい」と、ファンを中心に注目を集めているが、「課金が広告に……」と揶揄する声も多い。

　最近は、数十万円かけてもレアなキャラ、アイテムが出ないという“ガチャ騒動”（参照記事）で大炎上、騒動は「読売新聞」など、各メディアで取り上げられ、悪い意味でも話題となっている『グラブル』。実は、今回広告が掲載された「朝日新聞」も3月2日売りの夕刊で「『期間限定ガチャ』落とし穴」と、“ガチャ騒動”の記事を掲載している。

　今回の広告は、もちろん炎上騒動抜きで『グラブル』2周年を祝したもの。文化・文芸面の裏に掲載されたカラーの全面広告では、「グラブル2周年おめでとう！」と、各界の著名人から寄せられたコメントが載っている。

　コメントを見ていくと、「そうですか2周年ですか」とTVCMに出演した俳優・松重豊をはじめ、同じくCMに出演した菅田将暉、早見あかり、『グラブル』のサウンドディレクター・植松伸夫と、『グラブル』に馴染みのある面々はもちろん、「グラブルってなんで御座いますの？」と、なぜかデヴィ夫人はじめ、せんだみつおや林家ペー＆パー、作家の志茂田景樹といった、『グラブル』との接点がなさそうな面々のコメントも……。

『グラブル』の広告はこれだけでなく、一部地域で「エリア広告」（地域を指定して配布が可能な別刷りの広告）も配布。新聞4ページ分が横につながったワイドな広告には、今や250近いキャラクター数を誇る『グラブル』のキャラクターたちが大集合。ファンなら手に入れたい代物となっている。

　だが、この豪華すぎる広告に、先の騒動もあってか、「金払ってもつまらん広告になるだけだし本当に意味わからんなこのゲーム」「グラブルの新聞広告圧巻だな…金の力か…」「こんな事してる場合じゃないでしょう」「税金対策してんなあ」「グラブルは今日の新聞広告代くらい、今日で回収するから！」という声が上がってしまっている状態だ。

「今回の広告料ですが、『朝日新聞』の朝刊に掲載された広告は、おそらく4,000万円前後でしょう。また、エリア広告は発行部数や紙の材質などで価格は変動しますが、エリア広告の媒体資料を参考に、関東圏（約360万部）に配布したと考えると、およそ4,500～5,000万円。あくまで概算ですが、今回の広告に億近い料金を払っていると考えられます」（出版社の広告営業）

　TVCMも長期にわたって放送している『グラブル』。10日からはSSレアの装備が必ず1回以上出現する10連ガチャなどを販売する「2周年記念キャンペーン」がスタートするとのことで、「2周年も搾取のオンパレード」「グラブル2周年搾取キャンペーンのお知らせ！」「記念でも必死に搾取しようとする姿は尊敬します」という声が上がっている状態だ。