第23回

薔薇族だった時代 ~鳩ヶ谷にたたずむゲイアート美術館~

薔薇族だった時代 ~鳩ヶ谷にたたずむゲイアート美術館~の画像1撮影:津田広樹

 時折、都内から電車に揺られて鳩ヶ谷(埼玉県川口市)まで小旅行を楽しむようになった。

 向かう先は、鳩ヶ谷駅から徒歩10分の鳩ヶ谷スカイハイツ9階にある「荻崎正広コレクション ゲイ・アートの家」。入館料は700円だ。素晴らしいゲイアートを堪能できる私設美術館である。創刊号からほとんどの薔薇族のバックナンバーも書庫にあって閲覧できるので、自分で「津田広樹の作品掲載号の薔薇族」を再確認したりしている。

薔薇族だった時代 ~鳩ヶ谷にたたずむゲイアート美術館~の画像2

 先月は、館主の荻崎さんが気に入って下さった津田広樹80年代撮影のライフガードたちの「人間ピラミッド」の写真と、90年代撮影のライフガード競技会の写真をフレームに入れて寄贈させて頂いた。作品が一杯で、大きな作品を飾る場所がないとお聞きしていたので、小さな写真にした。サイドボードに飾るのにはピッタリだった。

 たくさんのゲイ絵画などを堪能できるので、ぜひ行ってみてほしい。館主の荻崎さんは、お優しい方なので、初めての方でもゆったり作品を楽しめるだろう。伊藤文學さんが手放された、新宿の「祭」にあった長谷川サダオさんの巨大な絵画も飾られている。開館日は毎週(月)(木)(金)(日) で、開館時間は13~17時だ。
(文=津田広樹)

荻崎正広コレクション ゲイ・アートの家HP

【津田広樹プロフィール】
 いわゆる80年代アイドル全盛の時代にスチール撮影のみならず、その多才さを認められてグッズ等の企画発案にまでもマルチな才能を発揮したキャリアをもちながら、あらたなる新天地として当時の有力ゲイ雑誌であった薔薇族の出版会社に編集部員として転身。その後もさらにその非凡なる才能の昇華は衰えを知らず、グラビアや企画ページ等にも幅ひろく手腕をふるい、多くの絶賛を得るまでにおよぶ。そして1996年にはゲイ業界初の試みであった3D写真集付き映像ビデオ、ジャック・リードを発売し世に送り出した。
 さらにオリジナル競パン付きDVDの発売など革新を起こし続けるも、無断配信に苛まれ、昨年に全ての映像ソフトのレーベルを手離す。しかし長年ににわたり不変的な価値観を持ち続ける津田広樹の世界観は色褪せることのなく、その真価を現在も世に問い続けている。 

●津田広樹Twitter 
https://twitter.com/hk8efj4xx3zxkim

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