この意見は『ポケモンGO』(Niantic)が配信された7月にBPOに寄せられたもの。たしかに配信された直後はあちこちのメディアで特集が組まれていたため「毎日やたらポケモンGOの番組やってんのは苛立った」「ニュースで特集してんのはアホか、とは思ったな」と賛同する意見もちらほら。実際に事故も起きてしまっているので、もっとも意見といえるかもしれない。ただ一方で「あれだけの社会現象になったらニュースにならない方が異常」「ゲームに罪はないし、人気スイーツを紹介すんのと同じ」といった声も。世界的にユーザーを獲得したゲームとなれば、ニュースで取り上げられるのもしょうがないといえばしょうがない。適切なプレイをユーザーには求めたいところだ。
「スマホ用アプリゲームのCMは、全国版ではなくローカルなのかは不明だが、宮城県や東北の県の方言で『けっぱれ』という方言を使っている。これは、その地域によっては聞いたことはあるが、実生活では、現在あまり使われてない方言だそうだ。方言は、個人が想像するよりも大変デリケートなものだ。使われ方次第では田舎者扱いをされたり、誤解されたりしてしまう。このCMは方言がメインではなく、ゲームの内容をメインに作られたものなのかもしれないが、東北の方々がこの方言を使うだろうという思い込みで作っているのであれば、改善してほしい」
この意見で言われているのはどうやらスマホアプリ『ぼくらの甲子園! ポケット』(面白法人カヤック)の、8月から放送されたCM「選手宣誓」についてのようだ。同CMは地域ごとに放送内容が違ったものとなっており、モデルの岡本夏美が高校球児に扮して放送地域のご当地ネタを盛り込んだ選手宣誓を行う、というもの。
「ケッパレの精神で」というコメントが入っているものもあるようだが、ネット上では「いやいや、方言なんてネタだから」「そんな使い方するかーい! ってツッコませるのが狙いだろ」「地元愛知はしゃちほこのように輝きますとかやってて、そっちの方がいじられてると思うが嬉しかったぞ」と、BPOに寄せられた意見に共感できない、という意見がネット上では目立つ傾向にあった。ちなみに「けっぱれ」は「頑張れ」の意味で、CMでは特に悪い使われ方もしていないため、意見提供者が一体何に引っかかったのか、そしてBPOはなぜこの意見を採用したのか。難しいところだ。
「アイドルが裸足でゲームをしていて卑猥」の意見に「あなた潔癖すぎ!」 2016年BPO“ご意見”7月~9月編のページです。おたぽるは、アイドル、アイドル&声優、乃木坂46、放送倫理・番組向上機構、BPO、岡本夏美、ポケモンGO、ぼくらの甲子園! ポケット、乃木坂工事中の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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