『エヴァ』が『ゴジラ』にすり寄ってる!? コラボグッズの反響に手のひら返しを感じまくる!! 『シン・ゴジラ』はやはり凄い

1609_godzilla.jpg「プレミアムバンダイ」より。

 TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(テレビ東京系、以下『エヴァ』)と映画『シン・ゴジラ』のコラボフィギュア第2弾「ゴジラ対エヴァンゲリオン 東宝30cmシリーズ エヴァンゲリオン2号機ビースト“G”モード」の発売が決定した。庵野秀明つながりの夢のコラボなのだが、大人気を誇る両作だというのに「これはエヴァでもゴジラでもなくなってる気する。混ぜるな危険」「もう、こーゆー小遣い稼ぎやめたら?」「両方の要素を取り入れた結果、意味不明なキャラが誕生しました」と、なんとも微妙な反応を招いてしまっているようだ。

 今作は、7月28日より予約を開始した第1弾『エヴァンゲリオン初号機“G”覚醒形態』に続くシリーズ第2弾で、2009年公開の映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』に登場した、2号機の獣化第二形態“ビーストモード”とゴジラを融合。リミッターが外れて獣のような姿になった2号機のフォルムへ、全身を覆う岩のような皮膚や大きな背びれ、本体から伸びる長い尻尾等、随所にゴジラの要素が加わっている。

 カラーリングは、2号機のテーマカラーである赤と白の配色を再現。獣と化して野性的な戦闘を行う“ビーストモード”と、“キングオブモンスター”ゴジラの融合に相応しく、四つ足をついて大きく口を開き、相手を睨みつけ激しく威嚇するようなポーズで立体化、と、公式サイトでは解説しているのだが、“エヴァ”でも“ゴジラ”でもないこのフィギュアに「ゴジラ好きでエヴァ好きだけど正直「困惑」の2文字だ」「30センチシリーズで普通のシンゴジラのソフビを出してほしい」との声が。

 しかし、「エヴァ×ゴジラ」のコラボ商品はこれだけではない。『エヴァ』のアスカがゴジラの鎧をまとったイラストの商品が展開され「気持ち悪い」「可愛くもかっこよくもない」と評価を受け、アスカがゴジラのぬいぐるみを持っただけのやっつけコラボフィギュアが発表されると「これがコラボ?」「ゴジラの名前使って売りたいだけやんけ」と声が上がった。他にもコラボスマホケース、ジグソーパズル、メガネケース、パスケースなど、挙げだしたらキリがないほどの商品が各社から発売されている。

 ここで気になるのが「ゴジラの名前使って売りたいだけやんけ」という声。よくよく考えるといつの間にか、『エヴァ』が『ゴジラ』にすり寄っていると言われているのだ!

『シン・ゴジラ』は公開前までは爆死確実なんて言われていて、監督を務める庵野秀明には「ゴジラなんてどうでもいいから早くエヴァを作れ!」と、罵倒の声が多く出ていた。また、予告映像が公開されたときには「B級パニック映画じゃねえかwwwww」「こいつエヴァ作るしか才能ないんだから、黙々とアニメ作ってろよ」「まずタイトルのロゴがダサいね」「ゴジラ作れてよかったね庵野、次はガメラかウルトラマンか?」「アニメ監督が撮った実写映画ってどれもくそなんだよなーセンスない」と凄まじい批判の嵐。タイトルの『シン・ゴジラ』についても「ネーミングセンス無さすぎだろシンエヴァまんまやん」「エヴァにすがりついてちょっとでも興収をアップさせたいのか」と誹謗中傷を受けていた。

 ところが『シン・ゴジラ』が公開されるや否な、熱い手のひら返しが起こり「超A級作品やわ」「やっぱりアニメ監督は実写監督より全然優秀なんだよなー」「庵野くらい才能あるやつが一般受けしようと思えば簡単にこれくらいのヒットは出せるよな」「これはまさしく“シン”ゴジラだな、凄いわ」との声が上がり、挙句の果てに「エヴァじゃなくてゴジラの新作はよ!」と言われるまでになった。

『シン・ゴジラ』の興行収入は53億円を突破し、遂に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を抜いて庵野監督最大のヒット作品に。これだけヒットしていて評価もすこぶる良いのだから、『エヴァ』が『ゴジラ』にすりよっていると言われても確かにおかしくない。おかしくないのだが、何か腑に落ちないような……。まぁそれだけ『シン・ゴジラ』が面白すぎたと考えればしょうがないか!

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