すごいぞ『俺ガイル』、「このラノ」3年連続大賞！…だというのにネット上のファンから「渡りん、無理するな」と心配の声

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　というのも渡航氏は現在『俺ガイル』と平行して、「プロジェクト・クオリディア」（同世代のラノベ作家・橘公司氏、さがら総氏と進めるシェアードワールドプロジェクト。渡航氏は『クズと金貨のクオリディア』（集英社ダッシュ文庫）をさがら総氏と共著としてリリース、さらに単独の新作も執筆予定）を進めているほか、さらに別新作『路地裏トラッシュ／スラップスティック』（画：saitom／ガガガ文庫）も16年1月19日発行予定となっている。

　Twitterなどを見ると（冗談まじり・愚痴まじりっぽくあるが）、常に仕事に追われているように見えるし、もともと渡航氏の刊行ペースは1年に2～3冊程度といったところ。そのため「3シリーズとか厳しいのでは」「体力持つのかしら」「『俺ガイル』を終わらせてから新作でもいいのに…」と渡航氏を心配する声が、ファンの一部からはあがっているのだ。

　TVアニメ化があればアニメ製作スタッフとの打ち合わせ、資料の提供、Blu-ray・DVDの特典への協力であったり、取材を申し込まれたりといろいろ忙しくなってしまうのは人気作家の宿命でもある。だが、“最終コーナーを回りつつある”という『俺ガイル』の、今後の展開も非常に気になるところ。渡航氏には体調に気をつけつつ、“殿堂入り”にふさわしい作品をこれからも期待したい。

 
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