近藤真彦が美空ひばりに放った「おばさん、歌うまいね」の真意は!? “マッチ伝説”の真相を本人が明かす!

1507_kondo.jpg近藤真彦著『もう一杯ぶん話そうか』(集英社)

 今年でデビュー35周年を迎える近藤真彦。彼といえば「スニーカーぶる~す」「ギンギラギンにさりげなく」といった曲で知られる昭和を代表するアイドルだ。現在、ジャニーズ事務所に所属するタレントの中では最高齢である近藤だが、今月24日放送の『あさイチ』(NHK総合)では、若かりし頃の“マッチ伝説”について、本人がその真偽を明かした。

 まず、近藤が明かしたのは、若いころに歌手の美空ひばりに対して「おばさん、歌うまいね!」と声をかけ、周囲を凍り付かせたという伝説。これは本人によると、15歳の頃に出演していた歌番組『ばらえてぃテレビファソラシド』(NHK)に出演した際に実際にあった出来事だという。その真相に関して「(美空ひばりが)近所の隣にいるような恰好をされて歌っていたんですよ。あの当時、忙しい人のリハーサルは代役の歌手を立てることが多かったんです」といい、音合わせの際に震えながら涙を流して歌う美空の姿を見て、周囲のスタッフに「いやぁ~、あのおばさん歌うまいね~」と言ったという。しかし、場内が美空の歌でシーンとしていたため声が響いてしまい、本人の耳に届いてしまったとか。

 もちろん、近藤は美空のことを知ってはいたが、まさか本人が歌っていると思わずに言ってしまったというのが真相のようだ。その後すぐに美空の楽屋に謝罪に訪れた近藤に対して「率直に15歳の少年が聞いてうまいと言ってくれたことがうれしかった」と声をかけたという。近藤も「それから(美空に)よくしてもらった」といい、二人の関係は良好だったそうだ。ちなみに、その時美空が歌っていたのは「悲しい酒」だったとか。

 また、同番組で番組アシスタントの永六輔と美空ひばりが戦時中の話を振ると「(戦時中の人たちの気持ちは)全然わかんないですね!」とあっけらかんと切り返し、アメリカと日本が戦争して日本が負けたと聞くと「あ、そうなんですか?」と答えるなど、15歳にしてその大物ぶりを発揮しているVTRも紹介された。

 ほかにも番組では、大阪で長期の舞台公演をした際、あまり乗り気ではなかった近藤が「1カ月泊まるホテルに(当時ハマっていた)ビリヤードの台を入れてくれたら行く」とわがままを言ったという話、アイドル当時住んでいた寮の玄関から自分の部屋まで十数メートルあったので、ポケットバイクで部屋まで帰っていたことや、毛虫が苦手な近藤が1982年公開の『ハイティーン・ブギ』の撮影の際、毛虫がいる桜の木の下での撮影を拒否し、撮影場所を変えたといったエピソードも明かされた。

 番組では、今のアイドルについて「すごくまじめ。仕事熱心だし」と語る一方、自身が十代の頃について「(アイドルが)本職って認識は薄かったですね」と語り、「デビューした時、先輩がいなかったから今のアイドルがうらやましい」と吐露する一幕も。現在51歳の近藤。還暦まであと少しだが、これからも多くのアイドルにとって憧れの人物であってほしいものだ。

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