哀川翔、岡本健一演じる新キャラクター続々登場! 運命の人(?)・茶々との再会もあった『真田丸』第41話「入城」レビュー!!

1610_sanada41.jpgNHK『真田丸』公式サイトより。

 民放各局の10月改編で注目された“日曜夜7時バトル”。TBS『クイズ・スター名鑑』(5.1%)、テレビ朝日『日曜もアメトーーク!初回2時間SP』(9.3%)、テレビ東京『モヤモヤさまぁ~ず2 SP』(6.8%)、フジテレビ『大物芸能人ジャーニー2016』(4.8%/新番組『フルタチさん』は11月6日より)といった番組たちを、『DASH×イッテQ! 初めての交換留学SP』が視聴率20.5%を獲得し、一蹴したのだが、2時間SPの余波で16日放送の『真田丸』も視聴率15.4%とやや低迷(数字は全てビデオリサーチ調べ/関東地区)。数字は奮わないが、ついに最終章を迎え、物語的にはさらに盛り上がってきた『真田丸』第41話「入城」を、今週もレビューしてみたい。

 豊臣秀頼(中川大志)に味方することを決意した真田信繁改め幸村(堺雅人)。しかし、牢人たちが大坂城に集まっていることや真田家を警戒する家康(内野聖陽)は、九度山の見張りを増やすように命じる。幸村は、九度山村の村長・長兵衛(木之元亮)と協力し、脱出に成功。一方、信之(大泉洋)には家康からの出陣命令が届く。後継者選びに悩む信之は2人の息子の初陣とすることを決定し、稲(吉田羊)の提案を受け入れ跡継ぎを決める。そして、大坂城に向かった幸村は、茶々(竹内結子)と運命の再会をする――といったストーリーが展開された。

 新章突入とあって、新キャラクターが本格的に登場してきたのが目立った第41話。幸村の最初の子・すえ(恒松祐里)の夫として石合十蔵(加藤諒)、信之の2人の息子、信吉(広田亮平)、信政(大山真志)、そして木村重成(白石隼也)、後藤又兵衛(哀川翔)、毛利勝永(岡本健一)……。特に大坂城で幸村と共に戦う相川・又兵衛の存在感はやっぱり凄い。

 ネット上の反応を見ても、「大坂城、ヤンキーのたまり場みてぇ」「又兵衛と勝永のガラの悪さよw あの二人でVシネ作れ」「ミナミの帝王出来るなw」と大喜びである。ここに上杉景勝(遠藤憲一)の登場もあれば完璧だったのに、実に惜しかった。インパクトで言えば、加藤諒もすごかったが。

 そっと幸村一行の九度山村からの脱出をアシストしてくれた村長・長兵衛や、おこうの心情を慮り、自分が産んだ信政ではなく、おこうが産んだ信吉を嫡男とするよう進める稲など、作中で時間が経過したからこそ生まれてくる人間ドラマにも見応えがあった点にも、注目したい第41話。

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