はじめてのフーゾク遊びガイド 【ピンサロ編】マンツーに回転……ピンサロのイロイロを伝授

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筆者「よく来るんですか？　ここって、ホントに人気あるんですか？」

良純「あ、はい。何回か来たことあります。カワイイ女のコが多いので、人気あるみたいです。初めてですか？　それならこれ使うといいですよ」

　そう行って良純が手を伸ばしたのは、店前に置かれていたカゴの中にあったガムシロみたいな口内洗浄液だった。それを二つ取って渡してくれたのだ。

良純「ここは三回転（女の子が順繰りに3人着く）なので、女の子が変わる時、前もってこれでうがいしておくと、女の子も嫌がらずにチューしてくれるんです」

　筆者は全然気づかなかったが、店側がちゃんと配慮してくれているのだった。さらに、

良純「女の子は3人着くんですけど、その中のひとりは必ずブサイクなコがいるんです。その子は捨てて、あとの二人で勝負するのがコツですかね(笑)」

　なるほど、人気店でも全ての女の子がカワイイとは限らないようだ。

　待ちに待った開店時間。座っていた階段を見ると、いつのまにか上に向かって10人程度の待ち客がいる。行列ができる風俗店の噂は本当だった。

　栄光のトップ入店と同時に案内されたのは、電車のローカル線によくある向かい合わせの座席のようなボックスシート。もちろん向かい合ってはいない(笑)。ボーイさんにビールを注文（ピンサロは飲食店なのでドリンクは基本料金内）し、待っているとビール（第三の……）とほぼ同時にひとり目の女の子が登場した。

　店内にはミラーボールが回転しているが、薄暗くて近寄らないと女の子の顔もよく見えないが、スタイルは悪くなさそうだ。おしぼりで手を拭いてもらい、ジーパンとパンツを脱ぐと、股間も入念に拭いてくれる。

　キャミ姿の女の子の胸に手を伸ばすと、そのハリと柔らかさに股間がムクムク。それを察知した女のコは、すかさず股間に頭を沈め、チュパチュパとしゃぶり始めるのだった。

　暗さに目が慣れ、女の子のスタイルや顔もはっきり見えてくると、その可愛さにさらにカチカチに。おっぱいやお股を撫でながら快感を味わい、やがて、3日ほど貯めておいた汁のほとんどを彼女の口の中に放出した……。

　このあとに着いた女のコは、2人目がハズレで、3人目がモデル系の超イイ女。筆者は最初の子でタンクがすっからかんになっていたため、カチカチにはなったものの、超美女には発射できなかったのが無念の極みとなった。

　ほとんどのピンサロでは生フェラが基本で、まれにゴムフェラという店もある。ピンサロが人気なのは、5000円程度で遊べる「手軽さ」と、手コキやフェラなら彼女や妻に対して、後ろめたい気持ちにもならない「気軽さ」にある。

　その逆なのが3つ目のシステムで、「本サロ」と呼ばれる店だ。本番サロンの略で、その名のとおり、本番できるピンサロで裏風俗だ。

　かつては都内赤羽や埼玉県の西川口や兵庫県の尼崎、栃木県の小山などに本サロ街があったが、現在は摘発によりほぼ壊滅している。今でも都内蒲田や福生、広島県の呉などには数軒の本サロが残っていると言われる。女の子のレベルは当然ピンサロよりは低く、また、おしぼりで拭くだけでするセックスや、狭い座席など、風俗ツウの中でも好き嫌いが別れる業種ではある。

　しかし、1万円程度で遊べる店が多く、その手軽さにハマる男性も少なくない。そのほとんどが摘発されてしまったのは、残念としか言いようがない。

　大きく分けて2種類（＋1）あるピンサロの遊び方はわかっていただけただろうか？　マンツーか花びら回転か、あなたならどっちで抜く？

【ピンサロをより楽しむためのヒント】
・時間が短いので、発射しそうになったらガマンしない
・横柄な態度はとらない
・乱暴な指入れなどはしない

《文／松本雷太　記者歴21年目の風俗ライター。47都道府県すべての風俗街を取材した。著書に、「日本全国フーゾクの旅」「やってみたらこうだった激安風俗編」（宝島社）「死ぬまでに行きたい！首都圏裏フーゾク編」（オークス）など多数。「ニッポンの裏風俗」をメンズサイゾーにて連載中》

 
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