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「街中で覗きたくなって、危ないんです(笑)」宇仁田ゆみ原作『スキマスキ』実写映画公開直前! 佐々木心音インタビュー

2015.02.05

映画『スキマスキ』©2015 宇仁田ゆみ・小学館/「スキマスキ」製作委員会

――今回の映画はセクシーなシーンも多いですが、演じてみていかがでしょう。抵抗はないですか?

心音 (出演する作品で)だいたい脱いでいるので、抵抗はないですね(笑)。

――では、セクシーシーンを演じる上で、どういったところに気をつけているのでしょう?

心音 今回の場合は、“ピュア”というキーワードがあるので、あんまり過激すぎても……そこに気を使いました。(セクシーシーンは)とにかく「ヘイサクがすごく可愛い」「愛しい」という場面なので、母性を意識しました。前にも『マリアの乳房』という映画でもセクシーシーンをやったのですが、マリア像のあの絵【編注:『聖母子像』など】だったりとか、イメージを思い浮かべていました。

――普段から使えそうなイメージですね。

心音 そっか、プライベートで生かせばいいんだ(笑)。

――さて、本作はマンガ原作ですが、実写ならではの違いがあるとすれば?

心音 監督からも、私のアドリブが出てこなくなるから忠実にしなくてもいいと指示があったので、ちょいちょい自由にやらせていただきました。吉田監督じゃないとできない実写ならではのポップさが出ていると思いますよ。

――マンガもたくさん読んでいらっしゃるという話ですが、これから演じてみたいマンガのキャラクターとかいますか?

心音 本当は、『ルパン三世』(双葉社)の峰不二子をやりたかったんですけど……。思ったよりも早く、実写になっちゃいました(笑)。あとは、『コブラ』(集英社→メディアファクトリー)の女性キャラクターは演じてみたいですね。

――それなら、一応ハリウッドで実写化の話もあるから、希望がありますね! もし撮影するとなると、カメラが下から舐めるように追うと思いますけれど。

心音 ……がんばっていこうと思います(笑)。

――最後に、これから『スキマスキ』を見に映画館へ足を運ばれるお客さんに、「ここは注目」というポイントがあったら、教えてください。

心音 意外といろんなところに「隙間」が出てくるので、それを見てほしいですね。それで、「隙間」フェチのフェチどころを理解して、フェチに目覚めてほしいです。とにかく、いろんな「隙間」を楽しんでください!

――ありがとうございました。
(取材・構成/昼間たかし)

■佐々木心音(ささき・ここね)
1990年生まれ。女優、グラビアアイドル。舞台からキャリアを開始し、親子音楽ユニットCO906.などでも活躍。各種週刊誌でグラビアを飾るほか、ドラマ『めしばな刑事タチバナ』や映画『パズル』などに出演。映画『マリアの乳房』では、主演も務めた。

■『スキマスキ』
隙間に猛烈な愛着を感じてしまう因果な癖を持つ大学生ヘイサクは隣家のカーテンの隙間から見える情景に夢中になっていた。そこのわずかな隙間からは可愛い(であろう)女の子の隙だらけの私生活が垣間見えていたのだ。しかしある日、ひょんなことからその彼女、文緒と友達になってしまうのだが……。

出演:町田啓太 佐々木心音 中村映里子 八木将康 久住翠希 松野井雅 川籠石駿平ほか
監督・脚本:吉田浩太/プロデューサー:木村俊樹/原作:宇仁田ゆみ「スキマスキ」(小学館「IKKI COMIX」刊)
製作:「スキマスキ」製作委員会/配給:AMGエンタテインメント

2月7日(土)シネマート六本木・心斎橋にて公開 Google Playほか同時配信
公式サイト http://sukima-suki.com

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