トップ > その他 > 連載 > 記事詳細  >  > 2ページ目

「なんじゃコリャ??」はロマンの味 珍級グルメマニア 129杯目

異世界転生した名物うどんとカ◯ーの奇跡の出会い

2020.01.04


 これは、ひもかわうどんを打つ際、小麦粉に竹炭を練りこんだ黒いひもかわうどん。白いスープは豆乳で、そのままズルズルっとすすってもいいけど、オススメなのがキーマカレーをからめる食べ方だ。


 竹炭のひもかわうどんに独特な味や匂いはなく、ツルツルしこしこで食感ものど越しも最高! キーマカレーはそのまま食べるとけっこうスパイシーだけど、豆乳の薄いベールをまとった麺をカレーにからめると、「こんな風に調和するのか!」と運命を感じてしまうほどピッタリなのだ。

 薄くて幅広というだけでも珍な名物料理なのに、色をつけ、さらに豆乳やカレーとマッチングさせるなんて、研究とアイディアに溢れた店主に違いない。見たまんまの「黒帯」というネーミングもユニークだ。「黒帯」があればもちろん、「白帯」もあり、普通のひもかわがいい人はそちらが選べる。


 こちらは、北海道産小麦を使った手打ちのひもかわうどんの老舗で、筆者はちくわの天ぷらと合わせていただいたが、もちろんサックサクだった。

 スパイスキーマカレーひもかわうどん「黒帯」、うもうございました。

隣に駐車場も完備


群馬・桐生 田沼屋「黒帯」950円

(写真・文=よしよし)

編集部オススメ記事

注目のインタビュー記事

人気記事ランキング