単なるコスプレイベントじゃない楽しいカオスが実現!「蒲田・コスプレこれくしょん2016」
編集部
2016.04.20
かと思えば「セガサターン」のコスプレという謎の人・映画泥棒・親子3人で『鬼灯の冷徹』コスなど、下は7歳からのカオスな参加者が次々と登場したのである。
しかも、多くは大田区在住だというから、確かに大田区がオタクの街だという確信は強まる。
この楽しいカオス感をさらに高めるのが、審査員の要である小池一夫氏のコメントだ。
マイクをふられるたびに「歌は上手いけど、ほかはダメ」「パフォーマンスにもっとスピード感をつけなきゃ」などと容易に褒めないのである。それが、愛ゆえのアドバイスであることがわかったのはイベントの終盤。総評を求められた小池氏は次のように語った。
「コスプレというのは、自分の目よりも他人の目を楽しませるものなんです」
数々の名作を世に送り出してきた人物ならではの含蓄のある言葉に、会場は感動に包まれた。