単なるコスプレイベントじゃない楽しいカオスが実現！「蒲田・コスプレこれくしょん2016」

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大盛況のうちに終わった「蒲田・コスプレこれくしょん2016」。

　昨年は、コスプレ発祥の地を宣言した蒲田に、新たなムーブメントが登場した。4月17日、JR蒲田駅西口商店街が主催する「蒲田行進曲フェスタ」の中で開催された「蒲田・コスプレこれくしょん2016」である。

　このイベントは、近年「オタクの街」としての地位を高めつつある蒲田の新たな試みとして実施されたコスプレコンテストだ。MCに野田あゆ美氏（声優）・審査員には牛島えっさい氏（コスプレ評論家）・ジェーニャ氏（声優）、そして、マンガ原作者・小池一夫氏という豪華な布陣。でも、驚いたのは、その内容だ。

　通例、コスプレコンテストといえば、可愛い女子やカッコイイ男子が次々と登壇するイベント……と思っているだろう。その概念は、まったく破壊された。

　なにしろ呼び込みの際に「次の方はセーラージュピターのコスプレです。体型維持には気を使っているということです」という紹介。どんな美女が登場するのかと期待していれば「どーぞー」と登壇したのは、確かに体型には気を遣ってる女装したオッサン……。

セーラージュピターが謎のフォークソングを……。

　しかもパフォーマンスでは「『セーラームーン』がはじまって20年、戦いよりも社会のほうが厳しいとわかりました」といい「社畜～社畜～ぼくらは社畜～」と謎のフォークソングを。

 
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