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「よりパワーアップしたねって感じてもらいたい!」 新スタートを切った“新生平成琴姫”に迫る!

2015.09.26

――僕はオーディションを取材させていただいたんですけど、仲村さんは、とにかく元気なキャラクターが印象に残っているんですけど、大勢の実力のある人を目の当たりにするとプレッシャーも大きかったんじゃないですか?

仲村 そうなんですよ! ただでさえオーディションは緊張するのに、みんな歌が上手くて。中でも海里ちゃんは印象的で、控室でめっちゃ大きな声で歌っている姿を見てどうしよう……と。ただ歌の審査の時に、歌詞が飛びそうになっても唯さんが一緒に口ずさんでくれて、すごく優しそうな人だなと思いました。

Coco それは私も思いました。ダンス審査の前に、唯さんが一人ひとりに丁寧にダンスを教えてくださって、それを見て私の選んだグループは間違ってないなと。オーディションの段階でここまで優しいのであれば、新メンバーにも絶対に優しくしてくれるはずだと。

――では、かとうさんから見て新メンバーはどんな印象ですか?

かとう唯(以下、かとう) 一人ひとり細かく話し出すと何時間もかかっちゃうんですけど、3人ともビックリするぐらい個性がバラバラです。一夏ちゃんはとにかく声が大きくて、その場の空気を変えてくれるぐらいハイテンションです。離れていても声が聞こえてくるので迷子にならないんですよ。「HYPER JAPAN Festival 2015」で、ロンドンに行った時も声が大きかったし。それは個性でもあり魅力でもありますね。しかも、すごく周りを見ていて気遣いがすごいできる子なんです。たとえばレッスンの時に、誰よりも早く「やります!」って椅子や机の移動をしてくれて、新人の鑑だなって思います。

――仲村さんのレッスンの取り組みはいかがですか?

かとう 「千本桜」は平成琴で弾くのが難しい曲なんですけど、私と同じパートを一夏ちゃんが弾いていて。初めて楽譜をもらった日は、翌朝の5時まで練習していたらしいんです。確かに次のレッスンでは、ゆっくりですけどなんとなく弾けていたんですよ。私は「千本桜」を楽譜のない耳コピとは言え、弾けるまで2カ月ぐらいかかったんです。それなのに平成琴を弾いたこともない子が、たった一晩で弾こうとする姿勢に感動したし、こんなに頑張ってくれる新人が入ってきてくれたんだったら、もっと私も頑張らなきゃって刺激を受けました。

――続いてCocoさんの印象はいかがですか?

かとう オーディションの時から目力が強くて、何がなんでも琴姫に入ろうってガツガツしたオーラが伝わってきました。一緒に活動してみると、見た目もキレイだしスタイルも良いし、写真に撮られる時のポージングがすごいんですよ。海外に行った時も扇子を持っていたんですけど、そのポーズが完璧で。自分の見られ方を知っているんです。こういうやり方があるんだって勉強になります。あとロンドンに行った時も、誰より積極的なんです。道がわからなかった時は「私訊いてきます!」って英語でパッと喋りかけて。こんなに積極的なメンバーは過去にもいなかったですね。それが良い感じで活かされていて、引っ込み思案な子が多い中でガツガツできるのはアイドルをやっていく上で必要不可欠なことなので、これからが楽しみです。

――Cocoさんの歌とダンスはいかがですか?

かとう 歌もダンスも万能で、なんでも簡単にやっているように見えるんです。でも一緒に活動すればするほど、すごく練習熱心なのが伝わってきて。加入当時は別の仕事と掛け持ちでやっていたんですけど、少ない時間を調節しながら家で一生懸命練習していたのを後から知って。なんでも最初からできるわけじゃなくて、ちゃんと裏で努力しているのが深く関わるうちにわかったんですよね。

――では、神楽さんについてはいかがでしょうか?

かとう あゆちゃんはオーディションの時に一目で「ザ・アイドル」って子が来たなって。見た目もそうですけど歌声もかわいくて、それでいて太い声をしているので、今はライブでも一番声が出ています。あと誰よりも早く私に「これからよろしくお願いします」って個人的な連絡をくれたんです。一方で加入して1週間ぐらいで「不安です」って泣いて電話がかかってきた日があったんです。まだロンドンに全員行けるかわからない状態で不安だったみたいで、それだけ早く心を開いて、頼ってきてくれたのがうれしかったですね。

――神楽さんの歌以外のパフォーマンスはいかがですか?

かとう 最初からダンスと琴が苦手って言ってたので苦労したと思います。ただ、それをカバーするために努力を惜しまないんです。私はレッスン初日に先輩ぶって、「新人に教えたい5つのこと」をノートに書いて渡したんですよ。遅刻をしないとか、レッスンの内容を書くためのノートを作るとか、本当に基本的なことばかりです。でも、あゆちゃんは初日から大半を実行していたんです。レッスン内容を楽譜の端っこにメモ書きとかじゃなくて、ちゃんとしたノートを作ってきて、本当に細かいことまで書いて。それを次までに覚えて、レッスンに来る前もノートに目を通して。苦手なものを苦手なまま放置するんじゃなくて、自分なりのやり方でみんなに追い付こうとしている姿勢が素晴らしいんです。だからダンスも琴も着実に成長しています。

――真面目で練習熱心なメンバーが揃ったんですね。

かとう 再スタートできたこと自体が幸せなのに、新メンバー全員、意識が高くて。私も寝る間を惜しんでみんなに教えたい、みんなの見本になりたいと思いました。それで張り切り過ぎて体調を壊した時期もあったんですけどね(笑)。

――かとうさんは新メンバーとレッスンする一方でソロ活動も並行して行っていましたからね。

かとう そう言えばロンドンに行く前後に緊張とプレッシャーで食が細くなってしまったんですよ。対照的にあゆちゃんは大食いなんですね。ロンドンでは同じ部屋だったんですけど、彼女の美味しそうにゴハンを食べる姿を見ていると、食欲が戻りました(笑)。

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