歓声や悲鳴も！ 大いに盛り上がった「AnimeJapan 2015」プレゼンテーション♯2

　こうしたプレゼンテーションの中で、観客が最も盛り上がったのは、ステージイベントの発表だ。二日間の開催分を二度に分けて紹介したこのコーナー、愛する作品のイベント内容が発表されるたびに、拍手に混じって「キター」「これは、やべえ……」「これめっちゃ行きてぇ」「こりゃあ、売れるわ」という声が聞こえる。『THE IDOLM@STER』では男性の歓声が上がり、『デュラララ!!』では女性の悲鳴が響く。一方で、発表されると笑いが出るイベントもあったのだが、理由は謎である（どれだったかは、伏せることにする）。

　なお抽選権付き入場券は、一枚あたり5ステージを申し込めるシステム。次々とステージ内容が発表されると、「30枚は買う」という声も聞こえてきた。どうやら、もうイベント当日が楽しみで仕方がない熱いファンもいるよう。

　昨年の取材では、このイベント内容を発表するというプレゼンテーションは、珍しい試みではあるものの来場してまで見に来る観客は少なかった。ところが、今年は座席がほぼ埋まり、大いに盛り上がりを見せてくれた。また、この日参加した観客には、配信終了後のプレス向け質疑応答も公開、そして入場券のプレゼントも行われたのである。

　さまざまな新たな施策を盛り込んだ「AnimeJapan 2015」は、さらに満足度の高いイベントになりそうだ。

　なお、先日、総合プロデューサーの池内謙一郎氏、廣岡祐次氏に「AnimeJapan 2015」について伺ったインタビュー記事（参照）にて、「AnimeJapan 2015」のポーズの「J」が逆だった件は、今回改めて正式なポーズを取っていただくことで無事に解決した。ぜひ、このポーズが流行ってくれることを願ってやまない。
（取材・文／昼間 たかし）

■「AnimeJapan2015」
http://www.anime-japan.jp/