「赤字なんですよ(笑)」とぼやく一幕も!? 「闘会議2015」&「ニコニコ超会議2015」合同発表会

2015.01.16

 11月20日、六本木・ニコファーレで「闘会議2015」および「ニコニコ超会議2015」発表会が行われた。

 オープニングに登場した株式会社ドワンゴの夏野剛取締役が「今日は1月に開催する『闘会議』と4月に開催する『超会議』のW発表会です。今日はいろいろと発表することがあるんです」と語ると、会場からは大きな歓声が。続けて「まずは『超会議』から。『超会議』はこの人です!」と、株式会社ニワンゴの杉本誠司代表取締役を呼び込んだ。

 杉本氏の仕切りで行われた「ニコニコ超会議2015」の発表会では、日程、場所の紹介に続けて、ロゴマークが発表された。このロゴマークはニコニコユーザーから公募したもので、会場からは「かわいい!」との声があがっていた。

 そして、協賛企業、遠方在住の来場者向けのバスツアー「ニコニコ超ツアー」「au超VIPツアー」の概要が発表された。さらに、入場券の金額が発表されると(一般入場券が前売りで1日券1500円、当日券で2000円といった価格設定)夏野氏は「倍くらいにしたいよね。赤字なんですよ(笑)」とぼやく一幕も。

「ニコニコ超会議2015」に関しての質疑応答で、「(毎年同時期に「ニコニコ超会議」と同じ会場・幕張メッセで行なわれる)プラレール博とのコラボは?」と聞かれると、夏野は「現状は特に接触はしていません」と回答。また、ユーザーから「徹夜組に対する対策は? 徹夜する人にどのような“制裁”を加えますか?」と聞かれると、夏野は「どういう根拠で制裁を加えるんですか?(笑) 徹夜はご遠慮いただくよう、引き続き、真摯にお呼びかけをさせていただきます。ご協力よろしくお願いします」と語った。



 続けて行われた「闘会議2015」の発表会には、夏野に加えて、株式会社ドワンゴ・ニコニコ運営長の中野真、株式会社ドワンゴ・闘会議2015事務局の奥井晶久、伊豫田旭彦が登場。あらためて開催概要が発表された後、ゲーム『Minecraft』で再現された会場内を散策しながら、各ブースの紹介がスタート。ちなみに、『Minecraft』で作成された3Dマップのファイルは「闘会議2015」の公式サイトでダウンロードできる。「闘会議2015」では、LINE、ガンホー、コロプラ、mixiなどゲームメーカーのブースではゲーム大会や実況、公開生放送が行われ、「実況ストリート」ではニコ生の人気実況者が出演することなどが発表された。

 そして、任天堂のゲームの腕前を競い合うユーザー参加型のエリア「任天道場」の紹介VTRには、同エリアの題字を手がけたスタジオジブリの鈴木敏夫が登場。鈴木氏はVTRの中で「『アニメージュ』の編集時代に、隣にあった『ファミリーコンピュータMagazine』の編集部に宮本茂さん(『マリオシリーズ』や『ゼルダの伝説シリーズ』の生みの親で、現・任天堂専務取締役情報開発本部長)が出入りしていたんですよ。任天堂さんとは、まさかこんなに長い付き合いになるとはね」と笑顔で語っていた。

「闘会議2015」は、1/31(土)、2/1(日)に、「ニコニコ超会議2015」は4/25(土)、4/26(日)に、いずれも幕張メッセで開催される。
(取材・文/小林ぴじお)

■「闘会議2015」公式サイト
http://tokaigi.jp/
■「ニコニコ超会議2015」公式サイト
http://www.chokaigi.jp/

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