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“会いに行けるイケメン”『書店男子』がなぜモテるのか…ようやくわかった!

2014.10.10

■「一人ディズニーシー」も実現した超イケメン

右から2番目が内田裕也さん。

 だが、イベント取材だけでは彼らの魅力は十二分に伝わらない。そこで、今回、筆者は登壇した書店男子の一人、内田さんに独占インタビューすることに。

 まず、彼はいかにして書店員になったのか。聞けば、特撮が好き(特に『仮面ライダーBLACK RX』以降の『仮面ライダー』を愛してやまないという)で、アニメに関わる仕事がしたいとアニメイトに入社したそうだが、前職はなんとウエディングプランナーだという。いやあ、彼が式場にいたら、新郎は心穏やかじゃなかったんではなかろうか。

 前作の『書店男子』にも登場した内田さんだが、以来、彼にはすごい数のファンがついている。しかも、その数はどんどん伸びているのだ。取材前、「ツイッターのフォロワーが、もうすぐ1万人を越えるんですよ」とリブレ出版の担当者に聞いていたが、改めて内田さんのツイッターを見てみると、フォロワーはすでに1万650人に。……ガンガン伸びているじゃないか。

『書店男子』以前から、「アニメイト大阪日本橋店に行けば会えるイケメン」として噂になっていたという内田さん。それでも、やっぱり発売後の反響は凄かったそう。

「結構、驚きっぱなしでした」(内田さん)

 そんな有名人になっても、彼は書店員という本分を忘れてはいない。

「自分の担当した棚の商品が売れたりすることにやりがいを感じますね。自分の仕事の効果は微々たることかも知れませんが、色々なことをやらせてもらえるアニメイトは充実した職場だと思っています」(同)

 そして、今後は書店男子だけでなく「○○男子」というジャンルがたくさん増えていけば嬉しいと語るあたりも、書店員らしい夢だ。

 ちなみに、ツイッターでたびたび食べ物の写真をアップしていることについて聞いてみたら、『孤独のグルメ』テイストな食べ物屋さん巡りが趣味なんだとか。それどころか「一人でディズニーシーに行ったことがあります」と。

 もう、この一言でイケメン過ぎる!(なお、限定商品がどうしても食べたかったんだそうです) 書店員としての仕事を忘れない等身大っぽさと絶妙に秘めたアニメ要素、それが書店男子のホントの魅力なんだろうな。
(取材・文/昼間 たかし)

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