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「元BiSメンバーが横アリに集合」「いずこねこラストライブ」…「@JAM EXPO 2014 」出演アイドル厳選レポート

2014.09.21

(C)@JAM

◆プラニメ
“横アリで発表されたユニットが、横アリで初ライブ!”

 元BiSのカミヤサキと、元いずこねこのミズタマリによる新ユニット。横浜アリーナでこのユニットを見るのは、とても意味深い。プラニメが発表されたのは、今年7月8日に横浜アリーナで行われたBiSの解散ライブであったし、@JAM EXPOは、いずこねこのラストライブの場でもあるからだ。いずこねこのラストライブが控える中、カミヤサキは、プラニメ結成について「いずこねこのステージを見て、一緒にやりたいと思った」とコメントし、ミズタマリにエールを送った。

(C)@JAM

◆いずこねこ
“ファンに愛されたソロアイドルの有終の美”

 ブルーベリーステージのラストが、いずこねこの最後のライブステージだった。会場は超満員。純白のドレスに身を包み、猫耳を付けた、いずこねこが登場。「にゃん、にゃん」と招き猫のポーズをしながら歌う姿もこれで見納め。ラストステージを終え、30秒ほどの長いお辞儀をしている姿が印象的だった。そして、彼女が去った後も、ファンはその場を立ち去らず、どこからともなく、「ニャンコール(アンコール)」の声が上がり始める。再び、登場したいずこねこは、グランドフィナーレに出なければならないということで、歌はなかったが、最後のあいさつをして、ファンへの感謝を伝えた。

(C)@JAM

「本当にソロアイドルは大変で、苦労してきたんですけど、ソロアイドルだったからこそ、こうやってたくさんの人に見てもらえるという実感を味わうことができて、本当にうれしかったです。みなさんが見に来てくれるだけでも、うれしかったです。本当に幸せ。ありがとう!」

(C)@JAM


◆青SHUN学園
“文字通り観客が一体となった異様な空間のライブ”

 キウイステージのトリを飾った青SHUN学園。ステージのあるホール内は、完全に青SHUN学園の独擅場だった。まだ最後の曲ではない段階から、男性ボーカルのSHUNはフロアに飛び出し、ファンは胴上げを始める。そんな様子に、ステージを見に来たたほかのアイドルファンも、背負っていた鞄をどんどん置き始め……。ヒートアップした会場は、ついにラストで、観客全員が肩を組んで円陣を作り、曲に合わせて首をふる状態に……。

 本当に会場にいた観客全員です! 何人か動かない人たちがいましたが、その人たちは、全員、スタッフTシャツを着ていました。知らない人が見ると、きっと“異様”な光景なんだろうな……と思いながら、仕事なのでその様子をじっと眺めている、端から見ると完全に“ノリの悪い客”になっている自分……(笑)。そんな状態でしたが、ファンに担がれ、熱唱しているSHUNさんを見ていると、「カッコイイとは、こういうことか」と思った次第。男性であるSHUNさんが、男性に好かれる理由が分かったような気がしました。ライブの後、「楽しかった〜」と口々に言いながら、笑顔で会場を去って行く観客。そして、「やっぱ、SHUNさんだな」と語り合うファンたち……。なんか、ここだけ何か違うライブ会場になっていたようでした。

☆☆☆☆☆☆☆☆
……という感じで、アイドルステージをまわった、今回の@JAM EXPO 2014。1日がかりでも、かなり楽しく取材をさせてもらいました。満足度を採点すると、95点といったところでしょうか。あとの5点は?というと、ご飯です! まる1日いるわけですが、食事が横浜アリーナのカフェメニューということで、フライドポテトやフランクフルトなどの軽食がほとんどだったんですね。できれば、しっかりと食べられるメニューもいろいろと作っていただきたいところ。運営さん、次回も期待していますので、その辺りもよろしくお願いします(笑)!
(取材・文/桜井飛鳥)

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