博物趣味の“カンブリア大爆発”だ!! ディープすぎる世界『博物ふぇすてぃばる！』レポート
編集部
2014.09.02
海洋生物のジオラマを展示していたのが「真鯱」さん。チョコエッグ的な手のひらサイズもいいけれど、巨大生物は大きいほうが迫力がある。クジラの皮膚に描かれた吸盤の痕が生々しくも嬉しい。
生物をデザイン化して、グッズ等にするというのは会場でもよく見かけたけれど、花札にするというセンスに脱帽。「カンブリ屋」さんの「カンブリア花札」が面白いのは、クラウドファンディングで作られたこと。最初は花札の絵札を作ってポストカードにしていたら、周囲の反応もあって実現したそうだ。また、ファンディングで高額支援者向けに作った巨大アノマロカリスぬいぐるみなども飾ってあった。https://readyfor.jp/projects/cambria_hanahuda
電球にセイヨウタンポポの綿毛のドライフラワーを入れたオブジェを売っていたのが「明星堂」さん。ほかのお客さんからも「電球、光らないんですか？」と聞かれていたが、私も光らせたい。
妖怪を専門に扱っている「ビタミンTee妖怪図鑑」さんは三人の妖怪作家さんの共同ブース。各種妖怪をイラストや造形などで展示。絵馬から大伴昌司風レトロ調な怪獣図鑑まで色々。写真左側は一時期WEBでも話題になった室町時代の医学書「針聞書」に載っている、病気の原因となる虫。