外国人が選んだ“少女(処女?)アニメ”ベスト14がこれだ!少女 or 処女? お前らどう思う?

2014.04.27

TVアニメ『カードキャプターさくら』公式HPより

 海外の様々なニュースを配信しているAbout.comで”Best of Shojo Anime”が掲載されていた。

 Shojo…についてのAbout.comによる説明は以下のようになっている。

「Shojoは少女にあたる日本語であり(古風に言えばmaidenにあたる)、アニメや漫画の1つのジャンルであり、特に幼い女の子をターゲットにしたものを指す。」(引用:http://anime.about.com/od/shojoanimemanga/tp/Best-Shojo-Anime.htm)

 要は読んで字のごとく、「少女」を指しているのだが、そのサイトではもう少し踏み込んで”Shojo anime”についても説明している。

 ・主役が少女であること
 ・設定などの自由度が高い
 ・感情が物語の鍵
 ・ロマンスが含まれてくるが、場合による

 乱暴に言ってしまえば少女が主役でラブストーリーっぽければ”Shojo anime”ということだ。日本では少女アニメに限らず、萌えアニメもだいたいそんな感じだが、さて、そんなAbout.comが選んだベスト少女アニメ14が以下となっている。

・彩雲国物語
・美少女戦士セーラームーン
・ベルサイユのばら
・少女革命ウテナ
・魔法少女まどか☆マギカ
・リボンの騎士
・桜蘭高校ホスト部
・マリア様がみてる
・魔法騎士レイアース
・君に届け
・ガラスの仮面
・フルーツバスケット
・ちはやふる
・カードキャプターさくら

 なぜ14という中途半端な数なのかは謎だが、妥当と言えば妥当な選出だ。ただ、『ベルサイユのばら』、『リボンの騎士』や『ガラスの仮面』なども少女アニメにちがいないだろうが、日本人の感覚からすると、『桜蘭高校ホスト部』や『魔法少女まどか☆マギカ』などと並んで選出に入れるようなアニメ作品ではない気もする。作品に対する歴史とか思い入れも、日本と海外では全く異なるからそれは仕方がないのかもしれない。ただ、『カードキャプターさくら』あたりが登場してくる共通認識は人種や文化などが違っても同じということか? 

 ちなみに、このAbout.comの”Shojo”の説明ページには、”Shojo(処女)”というかっこ書きがある。もしかしたらこの選出は少女アニメではなく”処女”アニメだったのか!? そうなると上の選出がまた違った目線で見ることができる……かも。まぁ、日本の少女アニメのキャラクターはだいたい処女なんだろうし、これで全世界的に処女認定されたってことだろうか。確かに今回並んだ作品は、軒並み”処女アニメ”と呼んでもほとんど問題なさそう(中には『少女革命ウテナ』など、非処女的な描写がある作品もありますが。ちなみに『ウテナ』の場合、橋本カツヨこと細田守さんが絵コンテを切ったセックスシーンがエロい!)。処女アニメ『カードキャプターさくら』……そう考えるなんだかソワソワしてくる。
(文=Leoneko)

編集部オススメ記事

注目のインタビュー記事

人気記事ランキング

PICK UP ギャラリー