『AI*少女』(ILLUSION)でまた沼にはまりそう 自分好みの女の子と無人島生活を満喫

2019.11.07

『AI*少女』(ILLUSION)公式サイトより


 またとんでもないゲームがリリースされてしまった。ILLUSIONの『AI*少女』である。

 ここ半年あまりずっと『カスタムオーダーメイド3D2』を楽しんでいる筆者。ほかのタイトルには脇目もふらずというつもりだったが、あれSNSなどで知り合った同好の士も、なにやら必死にカスタマイズを報告している……?

 ということは、試してみるよりほかない!

 こうしてインストールした『AI少女』。これまた度肝を抜かれるゲームである。いや、ゲームというよりは新しい生活。モニターを通して異世界にいって第二の人生を謳歌しているようなものである。本作はゲームとはいうが「3Dライフシュミレーション」。すなわち、生活を楽しむものである。

 ゲームの舞台は無人島。これだけでおわかりだろうが、流れ着いた無人島で自分がカスタマイズした少女と二人だけで暮らすというのがコンセプトである。それだけならありがちな作品なのだが、テクノロジーの進化は現実感を与えている。自分がカスタマイズした少女は自律して動く。眠くなった寝るし、お腹が空いたらご飯を食べるという、現実では当たり前の行動を取るのである。

 たかがPCの中の話だろうというのは甘い。

 シナリオ通りにキャラクターが動くのではなく、プレイしている自分の行動のよって相手も変化する。自分の思い通りにとはいかず、自立的に動き出すところまで持っていくことができているのである。

 以前、いずれはAIのキャラクターとエッチなことができるエロゲーが生まれるのではないかという話を聞いたことがあった。このタイトルは、そこに数歩近寄っているという点で新しいのだ。今後、完全にAIでキャラクターが動作するようになればコマンドで項目を選んでエッチするとかを超えた、生々しい体験ができるようになるはずだ。

 そんな未来を想像しながらも楽しむことができる、このタイトル。問題をあげるとすれば、一緒に無人島で暮らす少女のカスタマイズがものすごく細かいこと。ILLUSIONではおなじみの要素で基本的な性格は複数用意されているが、それにどんな髪型や顔を当て嵌めていくのか。いったんは、体験と思ってそこそこカスタマイズをしてからプレイしてたのだが、「いや、こうじゃない!」と思い直しカスタマイズが数日間続いている。

 また、新たな戻れない沼を見つけてしまったのか?
(文=昼間 たかし)

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