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『ベルセルク』っていつ終わるの? 完結しないと言われている作品3選

2019.07.21

●『X-エックス-』

 CLAMPが描く『X-エックス-』(角川書店)は、主人公・司狼神威が世界の終末を賭けて戦う世紀末の現代ファンタジー。都市が崩壊するほどの激しいバトルの中では、登場キャラクターのショッキングな死亡シーンも描かれた。シリアスでダークな雰囲気の同作だが、最新18巻の発売日は2002年。17年近くも新刊が出ていないものの、CLAMPはその間も他シリーズの続きや新作を発表している。

 地球と人類の命運を賭けた物語の続きを待望するファンは多く、「まだ待ってるぞ……。神威くんの美しさをもっと見せてくれ!」「私が中二病を発症した原点。とりあえず完結してくださいよ」「CLAMPもストーリー忘れてるんじゃ…」「世紀末の東京が舞台なのに、平成終わっても完結しないのなんで?」と諦めきれない様子。ちなみに2006年には18.5巻が雑誌の付録になったため、まだ希望は残っているのかもしれない。

●『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』

 ダーク・シュナイダーが主人公の『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』は、1988年に『週刊少年ジャンプ』(すべて集英社)で連載が始まった剣と魔法のファンタジー作品。“邪悪な魔法使い”が主人公の一風変わった物語で、巻を重ねるごとに絵が洗練されていったことでも知られる。しかし週刊誌の作品でありながら休載を繰り返し、単行本は年に1冊発売されるかどうか。

 最新27巻は2012年に発売されているため、すでに約7年の空白期間がある。ネット上では作者の萩原一至に対して、「絵の情報量がすごいのは認めるけど、さっさと続き出して?」「萩原先生。小学校の時に読み切りを見た僕は、もう大人になりました」「『BASTARD!!』が完結しない限り、俺は大人になれない気がする」と祈るような声が。萩原は同作がモチーフの18禁同人誌を“セルフパロディ”として販売したこともあり、「そんな暇があるなら本編を描け」とファンから何度も叱られている。

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