【C91】叶姉妹で「モーゼの十戒」が発動! 「女性蔑視」キャラもコミケじゃあ埋もれる事実
編集部
2017.01.04
叶姉妹の来場が大きな注目を集めた、2016年冬の「コミックマーケット91」。今回から、東ホールも拡大という、新たな変化が起こった。しかし、大きな事故や問題も発生することはなく、ベテランスタッフも「驚くほど平和だ」と語る開催となった。
やはり、過去の『黒子のバスケ』脅迫事件や「表現の自由」をめぐる問題などを経て、参加者も一段と緊張感を高めている結果だろうか。
とりわけ参加者のマナーのよさが見られたのは、来場した叶姉妹への接し方。彼女らの来場の報に接して、混乱を危惧して準備会スタッフも駆けつけたそうだが、見事なほどに混乱がなかったという。
「一般参加者まで、なぜかモーゼの十戒のように道を開けるので驚きました。それに、マナーを心得ているのか勝手に撮影したりしないんですよね」
現場に接したスタッフは、そう話して胸を張るのであった。
さて、そんな今回のコミケでは、前回から規模を拡大した企業ブースも大盛況となった。
各企業が趣向を凝らしたグッズに大行列ができるのは、当たり前。その中で企業ブースの人々から漏れ聞こえてきたのは、買い物する女子の財布の紐のユルさであった。
「男性の場合は、グッズは一種類につき、一つずつしか買わないのですが、女性の場合には同じグッズを複数個購入する場合も多いんです。客単価は女性が男性よりも遙かに大きくなっていると思いますよ」