ASKA、逮捕報道に驚きなく「やっぱり」の声が殺到 東京五輪のテーマソング提供は夢に消える?

2016.11.30

 28日、歌手のASKAが覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕されたのだが、自身のブログでは以前から、盗聴盗撮されていることを頻繁に訴え、ネット上で「覚せい剤による幻覚では?」と不安視されていただけに、今回の逮捕報道には驚きの声よりも「やっぱりな」という声の方が多数を占めている。

 ASKAは、25日の夜、東京・目黒区にある自宅から警察に「盗撮や盗聴をされているので確認して欲しい」と自ら通報。しかし、駆け付けた警官が家の中を調査しても、盗撮や盗聴の形跡は見つからず。その際、ろれつが回らないなど、言動に不審な点があったため、任意での尿検査を求められ、それに応じたところ、28日に覚せい剤の陽性反応を示す鑑定結果が出たことで逮捕に至ったということだが、「覚せい剤をやってる自覚すらないのか?」「完全復活はもう無理?」などと、ファンからは悲しみの声が止まない。

「ASKAは、2014年に覚せい剤と合成麻薬MDMAの使用容疑で逮捕され、同年9月に懲役3年執行猶予4年の有罪判決が言い渡されたのですが、ファンからは『立ち直って、いつか絶対に復活して欲しい』というエールが殺到していました。しかし、今年1月9日にブログを新設して以降、しきりに、盗聴や盗撮の被害に遭っていることを訴えていたため、ネット上では『覚せい剤による幻聴や幻覚作用が現れているのでは?』と疑う声が広まっていました。ASKAは逮捕された28日の午前中にも、何度もブログを更新し、『Appleのアカウントを、週に2回も乗っ取られ、インターネット、メールも一切出来なくなってしまいました』と訴えたり、覚せい剤使用については『100%ありません』と否定していたのですが、科捜研での尿検査は極めて精度が高いといわれているだけに、ネット上では『もう完全にアウトでしょ』『麻薬って怖いね』などといった声が飛び交っています」(芸能関係者)

 ASKAは、今月25日には、ニューアルバムの制作が最終局面を迎え、「リリースは、おそらく、1月の下旬になると思います」とブログに書き綴るなど、本格的な復帰に向けて順調に進んでいることをアピールしていただけに、ファンが受けた衝撃は計り知れない。

「ネット上では『本当に制作してるのか?』『それも幻覚なのでは?』などと訝しむ声もささやかれていたのですが、ASKAの完全復活を望むファンからは期待の声が広まっていました。しかし、『アルバムが到達点直前にいることの喜びを感じています』と、楽曲が完成したことを書き綴った翌日に逮捕報道が流れてしまったことで、『まさに天国から地獄に突き落とされた気分』とファンは呆然。また、28日に放送された『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ系)では、昨年12月、芸能リポーターの井上公造の元に、ASKAから“2020年東京オリンピックのテーマ曲”なるインストゥルメンタルの音源などが送られてきたことが明かされたのですが、執行猶予期間での再犯ということで、実刑判決は避けられないでしょうし、懲役期間は前回の3年と合算となり、専門家の間では懲役5年になるのではないか、ともささやかれているため、ネット上では『どんなに良い曲でも、東京五輪のテーマソングの夢はついえたね』という声が寄せられています」(同)

 薬物犯罪は、再犯率が高い犯罪といわれているのだが、今月18日には、09年当時妻だった酒井法子と共に、覚せい剤取締法違反で逮捕された高相祐一容疑者が、危険ドラッグを所持していた容疑で逮捕されただけに、ネット上では「のりピーは大丈夫?」と危惧する声が広まってしまっている。

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