マクドナルドのハッピーセットのおまけが“VRゴーグル”に!
2016.03.13
■スマホ時代ならではの“おまけ”の数々
最近はこのようなデジタル時代ならでの“おまけ”を提供する企画が目立つ。香港のピザハットは昨年4月から“ピザ箱プロジェクター”を提供し、話題になっている。
スマホを使って、ピザ箱がプロジェクターになるというサービスが「Blockbuster Box」だ。ピザ箱に同梱のレンズを取りつけて、中にスマホを設置するとプロジェクターになって壁に映像を映し出すことができるのだ。箱のQRコードをスキャンすれば、映像コンテンツをダウンロードでき、ピザを食べながら観賞できる。食欲を満たすことのみならず、ピザを食べる楽しいひと時も演出してくれるサービスなのだ。
また同じく昨年に、ドイツのケンタッキー・フライド・チキンがPRキャンペーンで配布したBluetoothキーボード「Tray Typer」もユニークながら実用的な“おまけ”として注目を集めた。
素手でつかんでカブリつきたい、という向きも多いフライドチキンだけに、手が油まみれになって“ながらスマホ”には適していないといえるのだが、この店舗ではトレーの上に僅か厚さ0.4ミリのBluetoothキーボード「Tray Typer」を乗せて商品を提供したのである。トレーの横にスマホを置いてBluetoothで接続すれば、汚れた指先のままキーボードをたたいてスマホを操作できるのだ。
トレーに敷くランチョンマットとして提供されたこの「Tray Typer」だが、丸めて持ち運ぶこともでき、汚した後でもほとんどの客が持ち帰ったということだ。確かに欲しくなるキーボードだろう。今後も各社の実用的で斬新な“おまけ”に期待したい。
(文/仲田しんじ)
【参考】
・The Verge
http://www.theverge.com/2015/6/7/8743741/this-pizza-hut-box-turns-into-a-movie-projector