「政略結婚みたいなもの」愛之助&紀香のスピード婚報道の真相とは――
2015.10.15
女優の藤原紀香と歌舞伎俳優の片岡愛之助が、早ければ来年3月にも結婚すると複数のスポーツ紙が大々的に報じた。
すでに梨園の後援者らしき関係者筋や紀香の親族にも結婚の意向を報告。9月には兵庫・西宮の紀香の実家を2人で訪れ、両親に「結婚を前提にした交際をしています」と挨拶したという。挙式は愛之助が出演する来年のNHK大河ドラマ『真田丸』の撮影が落ち着く来春が濃厚だ。
愛之助といえば、3カ月ほど前に元カノ・熊切あさ美との破局問題で世間を騒がせたばかり。その余韻が残るなかでの、紀香との結婚報道には驚くばかりだ。
そんな中、舞台裏を知る芸能リポーターは「これぞ、THE・芸能界。ひと言で言えば、まぁ、政略結婚みたいなものですね」とこぼす。
朝刊スポーツ紙が一斉に報じ、翌日も肯定的な話が紙面を賑わすのだから「これは御用マスコミを抱える紀香さんのバーニングプロダクションの仕掛けでしょう」(同)。しかも恐ろしいことに、関係各所を取材する限り、今回の報道はフライング気味だ。
「後援会は全く知らなかったそうです。愛之助さんのタニマチも聞いていない、と。逆を言えば、これから説得しても十分間に合うという自信があるのでしょう」とはスポーツ紙記者だ。
かつて紀香と結婚したお笑い芸人の陣内智則は、「自分が結婚することを新聞を見て知った」「挙式日時も場所も全部決まっていた」とこぼしていた。
週刊誌デスクは「愛之助は熊切との破局騒動で、紀香サイドに迷惑をかけているので異を唱えることができない。今回、結婚の既成事実を作られ、完全に外堀を埋められてしまった」と話す。
とはいえ、実際に2人が愛し合っているのなら問題はない。渋い顔をしているとすれば、愛之助をマネジメントする「松竹エンタテインメント」だろう。
「紀香を通じて、愛之助に首輪をつけられてしまったわけですからね。気付いたらバーニング仕切りになっている可能性も……」(芸能プロ関係者)
一連の報道に芸能界の真髄が凝縮されていることは間違いない。