【詳報】警察の創作? 疑われる元社員の証言および供述調書の信憑性―CG児童ポルノ裁判第7回公判
編集部
2015.10.09
壇「別紙には、当時何歳と書かれています。あなたが書きましたか」
被告「はい」
壇「これはなんですか」
被告「写真集にあるものです。年齢を書けと言われ、わからないと言ったところ、写真集のものを書けと言われました」
壇「少女の名前を知っていますか」
被告「知りません。調べたこともありません」
壇「こうした少女が名前や年齢を誤魔化している例はありますか」
被告「あります。少女ヌードが氾濫していた当時から、プライバシーのこともあり名前や年齢を変える。フィルムを数年寝かせるということを聞いたことがあります」
壇「取り調べで、CGで再現できないか復刻できないかと考えたと言いましたか」
被告「いいえ」
壇「再現と言いましたか」
被告「いいえ」
壇「写真より何倍もクオリティの高いとは言いましたか」
被告「はい。自分の描いているのは絵です。写真では表現できないものを表現する可能性のあるものです」
壇「素材という言葉を使いましたか」
被告「使いません」
壇「では、どのような言葉を」
被告「参考にした画像。引用です」
壇「警察は素材という言葉を」
被告「言ってました」
壇「フクダさん以外も」
被告「使っていたと思います」
壇「違うと言いましたか」
被告「はい」
壇「供述調書を直してもらいましたか」
被告「結局、素材なんでしょ、と押し切られました」