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【詳報】1年2カ月ぶり! CG児童ポルノ裁判第五回公判・警視庁捜査官が証人出廷「PSDファイルのレイヤーに…」

2015.10.07

<そもそも、証拠となっているPSDファイルがどのようなものか、傍聴人には開示されていない。そのため、元の画像、出来上がったCG、そのもととなったPSDファイルがどのようなレイヤーになっているのか? 傍聴人にはまったくわからないまま壇弁護士の質問は終わる。続いて鈴木検察官が質問する>

鈴木「同一性が明確にわかるものはあるのか」

フクダ「『プチトマト6』。この中にも素材に使ったと思うものがある」

<続いて裁判官から補充質問。西山志帆裁判官が質問する>

西山「少年育成課所属の画像データは、各捜査員が収集しているのか。どのように保管しているのか」

フクダ「はい、各捜査員が収集しています。写真を収集しフォルダごとにデータ化している」

西山「もとのデータはどこから入手したのか」

フクダ「押収資料から」

西山「実際に、その写真集が存在したかは確認しているのか」

フクダ「国会図書館で確認できるものはしている」

西山「国会図書館に保存されていないものは」

フクダ「出版社などに確認をしていますが、すでに出版社でも所蔵していないために確認はできていない」

<続いて辻川靖夫裁判官が質問する>

辻川「データを保存するわけじゃないじゃないですか。写真集の存在不存在の確認のために、何か記録しているのか」

フクダ「現在検討中」

この後、三上裁判官が明日の進行について説明し、12時閉廷。

(文=昼間たかし)

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