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震災を経て、注目を集めるボードゲーム――初心者も楽しめるイベントに潜入!

2015.03.11

 筆者の参加したゲームは、『ハゲタカのえじき』『ごきぶりポーカー』『アイランド』『バトルシープ』『オトーリバース』。改めて書き出すとすごい名前のゲームばかりだが、どれもシンプルながらゲーム性に富んだ本格派ゲームだ。

■『ハゲタカのえじき』
 人の出すカードを予測して、それより大きい数字のカードを出せば得点が入る心理ゲーム。考え方は、Windowsゲームの『ハーツ』に近い。

■『ごきぶりポーカー』
 嘘発見カードゲーム。トランプの『ダウト』と同じで、人の出したカードが嘘かホントが言い当てるゲーム。カードが手元に集まってきたら負け。

■『アイランド』
 無人島脱出ゲーム。名作と謳われたボードゲーム『サバイブ』のリメイクで、ファミリーボードゲームとして人気。アナログゲームを題材にしたマンガ『放課後さいころ倶楽部』(小学館/作:中道裕大)でも紹介されている。

■『バトルシープ』
 コマの動かし方に特徴がある陣取りゲーム。陣となるシートは好きなように形を変えられる。

■『オトーリバース』
 アルハラばんざいの飲み会カードゲーム。他者をリバースさせながら3次会まで飲み続け、飲んだアルコール度数の合計を競う。

【その他、会場で行われていたゲーム】

佐藤純一さん作・ボードゲーム『赤ずきんは眠らない』

『カタンの開拓者たち』『麻雀』『犯人は探偵の中にイる』『ワンス・アポン・ア・タイム』など――女子受けがいいというカードゲーム『赤ずきんは眠らない』は、だてあずみ。さんの友人であるゲームクリエーター・佐藤純一さんが作った作品。世界的に有名なゲームから同人ゲームまで、幅広いボードゲームに出会えるのが、このイベントの醍醐味だ。

 同イベントにGM(ゲームマスター=ゲームのやり方を教えたり、進行をしたりする人)は、だてあずみ。さん一人しかいない。しかし、各グループにGMに相当するベテランさんが一人いて、率先して初心者の面倒を見てくれる。初めてプレイするゲームでも十分理解して楽しめるだろう。あっという間の4時間が過ぎ、お開きになっても参加者の熱気はなかなか冷めない。イベント前は「4時間もつかな……」と思っていた筆者も、最後は「もうちょっと時間がほしい!」と歯がゆかった。

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