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ゲームキャラを“とあるもので”再現するのが密かに流行中!?  「闘会議2015」でも好評だったアイロンビーズ制作に迫る

2015.02.28

ヌンさん制作の『星のカービィ』のカービィ。カービィはパーラービーズで、カービィのまわりのお菓子たちはミニハマビーズ。

 ちなみにミニハマビーズの本来の呼び名は、「ハマビーズのミニサイズ」。しかし、呼びにくいことからダニヤマさんがミニハマビーズと呼び、それが浸透していったそうです。フリマッピィさんは、ミニハマビーズを取り扱うにあたって「知っていただかなければ意味がない!」と、元々2000粒で梱包されているものを開封し、全50色を1000粒ごと小袋に小分けして販売していました。小分けだけで丸々4日間かかる作業を2年間続けたとのこと……!! 当時についてフリマッピィさんは「思い出しても白目をむきそうです(笑)」と語っていました(※現在は大分認知度も上がったので、本来の2000粒のパッケージでの販売)。 そんなフリマッピィさんの功績もあって、ミニハマビーズは日本で流通されるようになりました。

■最初は『ドラクエ』のスライムがオススメ!?

ヌンさん制作のスライムなど。

 では、そんな背景を振り返ったところでクマオさんとヌンさんの作品を見ていきましょう。 2人が最初に作った作品はどちらも『ドラゴンクエスト』のスライム。「最初は馴染みのある小さめのキャラクターをチョイスしました」とクマオさんが語るように、やっぱりあのフォルムは誰もが「作りやすそう!」と思うのでしょうか(笑)。


ヌンさん制作のネコさんたち。組み立て動画などをアップしたところ多くの方が制作してくださったそう。

 そんな2人が作る作品は、ネットで多くの人から反響があるそうです。時には使う材料やアイロンがけのコツなどを聞かれることも多いとか。さらにヌンさんはYouTubeに初音ミクの作り方を投稿した際、(『【Hatsune Miku】 Perler Bead Creations/アイロンビーズで作ってみた』)、海外の方から「Kawaii!!」という反応があったとか。

 では、実際2人がどのように作品を作っているか見てみましょう。

クマオさんの『夢大陸アドベンチャー』ペンギン像。だんだんとペンギン像が出来上がっていき、完成後はゲームソフトとともに棚へ。
ヌンさん作『スーパーファミコン』のコントローラー。立体的で素敵です!

 基本的には専用のプレートの上にビーズを並べて、両面をアイロンで熱したら完成。ヌンさん曰く、アイロンの温度は中温でスチーム機能はオフにし、あせらず丁寧にかけるといいそうです。高温すぎると溶けすぎてしまうとのこと。また、あると便利なのがマンガ雑誌。アイロンがけをする時に下に敷いたり、アイロンがけ後、ページに挟めば作品の反り返りを防止できるそうです。また、作品をキーホルダーにしたい場合はコの字型にした透明のビーズをはめ込めばボールチェーンなどを通す穴ができるとのこと。詳しい作り方は、アイロンビーズ(パーラービーズ)の公式サイトに掲載されているので、そちらもチェックしてみては。

「アイロンビーズ用ツヤツヤアイロンプラシート」。アイロンの中温まで対応(外部参照:http://pixelpico.net/?pid=85773079

 そして、ヌンさんがアイロンがけの時に使っていた透明のシートは、アイロンツヤツヤプラシート(耐熱プラシート)というもので、フリマッピィさんのショップ「フリマッピィ」で販売されています。これを使えば鏡面仕上げのようにピカピカな作品に仕上げることができるそうです。また、フリマッピィさんがオススメする便利なアイテムがクリアカラーのアイロンビーズ。これで出来上がったモチーフの周りを囲うと、綺麗さがアップするそう。

 また、クマオさんとヌンさんにアイロンビーズ制作で作りやすいものをレベル別に聞いてみました。

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