TAF名物「クリエイターズワールド」の続きはここで？　盛況のANIME SAKKA ZAKKAと“難民”問題

　なお、冒頭でAnimeJapanの開始により東京国際アニメフェアがなくなったと記したが、10年秋より開催していた東京国際アニメ祭は存続。12年より会場を秋葉原からお台場に移し、さらに昨年からはTIFFCOM（東京国際映画祭併設コンテンツマーケット）およびTIMM（東京国際ミュージックマーケット）との合同でJapan Content Showcase（以下、JCS）なる新名称も付された。東京国際アニメ祭もお台場に移ってからは「クリエイターズワールド」のブースがなくなっていた。

　今年のJCSは10月21日から23日まで開催された。JCSとなってからクリエイティブマーケット東京からも作家の出展事業や同時開催がなくなっている。例えば7月に東京ビッグサイトで東京国際ブックフェアなどと12年から同時開催のクリエイターEXPOの出展料は9万円と高いのが悩みになっている。出展する場が消えてしまった作家やそのファンたち“難民”をすくい上げる場が求められる。
（取材・文／真狩祐志）

■ANIME SAKKA ZAKKA
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