アニメ『俺を好きなのはお前だけかよ』ひどい演技を見せたたんぽぽ…本格的に登場するが大丈夫か!?第10話
2019.12.17
自分が“モブ”だと気づけなかった主人公と、個性的な女の子たちの学園青春ラブコメディー『俺を好きなのはお前だけかよ』。第10話がオンエアされた。
10「俺だってたまには活躍する」
さて、このアホはなんだろう? 突如として、俺を理科準備室に引き連れていった女は、野球部のマネージャー、蒲田公英……通称『たんぽぽ』。ややこしい花のあだ名を持つ女なんだから、可愛い女の子だと思うだろう? 確かにその通りだ。たんぽぽは可愛い。……だが、だがしかしだ! いかんせん、アホすぎる! こんなアホとかかわるのは時間の無駄だし、とっとと教室に……うっげぇ! な、なんで……なんで理科準備室に……ヤツが現れてるんだよぉぉぉぉぉ!!
先週の総集編でさんざんなナレーションを披露したたんぽぽが、今週から本格参戦。ジョーロからは終始「アホ」と思われるほどに自分大好き、人の話を聞かない彼女が大暴れする。
定番のあのベンチが現れ、彼女が告白したのはパンジーとサンちゃんを恋人同士にしたいということ。やはりあの夏の大会がきっかけで起こる告白タイム。よくそんな色んな思いを生み出せるな。
たんぽぽは自分がマネージャーをしている野球部が、ノリにノッて甲子園に行ってくれればマネージャーである自分がどんどん注目されるだろうから、エースであるサンちゃんに彼女ができればいいという短絡的な考え。しかも彼女はパンジーの正体を知っており、サンちゃんが彼女を好きなこともしっているが故のカップリング指定だったのだ。
さらにここになぜかあすなろも加わり、彼女の特集記事を組むからと話は大きくなっていく。ついつい協力すると言ってしまったが、パンジーが好きなのはサンちゃんじゃなくてジョーロなことは本人が一番よく知っているし、でもサンちゃんはまだパンジーのことが好きなのもわかるし、一体どうすれば?!
だが、彼女の思惑には大きな穴があった。たんぽぽが試合を見ていた時の話には矛盾があり怪しんでいたジョーロがその嘘をついた。彼女の本当の思惑は、サンちゃんに彼女を作ることではなくパンジーに彼氏を作ることだったのだ。
中学時代パンジーはその姿を隠すことがなかったゆえに後輩だったたんぽぽはその正体を知っていた。だから花舞展でその姿を見て、パンジーがこの学校に通っていたことを知ったらとのことだ。パンジーはその美貌から誰かと無理やり恋人人させられたりしたことで嫌な思い出があることも知っており、それゆえにサンちゃんならばと気をまわしたのだということだが……。
だが、パンジーがジョーロを好きだったことは知らず衝撃を受ける。作中の美少女たちはみんななぜジョーロを好きになっていくかがとても謎なのでその驚きは理解できるが。
とりあえずたんぽぽの勘違いと思い込みによる暴走だったことが発覚した今回の一件。これにて一件落着かと思いきや、さらに問題が?
昼休みの憩いの場だった図書室の閉鎖が正式に決定したということで?! 彼らの憩いの場、そして思い出の場はどうなるのか!?
(文=三澤凛)