ドラマ『孤独のグルメSeason8』今週は肉・肉・肉!この飯テロは耐えられない!!第2話
2019.10.13
重松豊の飯テログルメドキュメンタリー『孤独のグルメ』がシーズン8として帰ってきた!
今週もまたすごいものを見せられた。毎回毎回、週末の落ち着いたところに飯テロである。しかも今週は台風が迫っていたこともあり、明日に食べに行こうが難しい。日本中が家にある食材しか頼るものがない今、とんだ生殺しである。
訪れた高井戸で癖のつよい商談相手とバトルのような商談を終え、そのあとは戦いを終えた空腹感から、飲食店を物色するために高井戸の町を歩き回る。
そこで出会ったのが【レストラン EAT】だ。一見見ただけでは飲食店のようには思えず入るのにためらうが、外に面した窓から食事風景を眺めると、あまりにも魅惑的な料理が並んでいたのだ。これはもう入店するしかない。
お店に入ると彼は一目散に、調理風景が見える特等席のカウンターへ。メニューの名前からは想像ができないほどの魅力的な料理の数々が五郎の横を通り過ぎていく。
「ア・レ」や「ミートパトラ」という名前だけで正解の形を想像できる人がどれだけいるだろうか。席に着いた五郎は視覚と聴覚をフル動員して情報収集に励む。
そして目の前では続々と焼き上げられていく肉・肉・肉。このメニューに決めようかなと心に決めても、目の前で出来上がるメニューに即座に心が奪われてしまう。
チャーチャースープという謎のスープをはじめ、サイドメニューの完成度も驚くほど高い。期待が高まる中で五郎が注文したタンステーキも、ガーリック入り醤油味でアッというまに胃の中に吸い込まれていく。分厚いステーキなのに舌に乗せるととろけてしまう理想のお肉。それをガーリックの利いた醤油ソースをかけるなんて、味が舌の上に広がってくるようだ。
ナイフとフォークを動かす手が止められず、あっという間にタンステーキを平らげてしまう五郎。おいしい肉って本当にあっという間に消えてしまうものだ。
そして、自身のお皿に夢中になりつつも、ずっと目の前で作られる他のテーブルの料理にも関心が止まらない。その中で最後まで迷っていたミートパトラも追加注文する。食欲に火が付いてしまったようだ。
名前だけでは想像できなかったミートパトラの正体は、辛口のひき肉に卵とチーズが紛れ込んだ最高の料理。この至福の料理をごはんにかけるという禁断の技も発動し、大満足の食事の時間を終えることができた。
あーーーなんて美味そうなのだ。あんなに分厚いお肉をがっつり食べてお会計は3000円ちょっと。これなら安いと感じてしまうが、どうだろう。これはあまりにも食べてみたい、行ってみたい店であった。あぁ、早く高井戸に行かなければ。
(文=三澤凛)