紙芝居で「定点観測」を表現! ある家で続く惨劇の記録!『世界の闇図鑑』第9話「不幸を呼ぶ呪いの箱」レビュー
編集部
2017.05.29
――そして、箱だけが残った。
どうやらこの箱は見ただけでも闇の世界に引きずり込まれるらしい…これを見ているあなたも! おしまい。
箱が画面手前から動かないのは「視聴者を巻き込むため」というオチ。素晴らしい。序盤は『悪魔の棲む家』、終盤は『エクソシスト』と往年の映画を彷彿とさせる内容で、オルゴールの音もあいまって終始不気味な雰囲気が漂っている。エクトプラズムという20世紀の心霊ワードもグッと来る。
ここへ来てまた新たな試みに挑戦している本作。次はどうなる? もう紙芝居とかアニメとか以前に普通に次回が楽しみです!
(文/JUP-ON STUDIO)