【アニメレビュー】“カンナちゃん可愛い”がマジやばい領域に! オリジナル展開も絶妙だった『小林さんちのメイドラゴン』第4話レビュー

2017.02.02

TVアニメ『小林さんちのメイドラゴン』公式サイトより。

 強大な力を秘めたドラゴンでメイドなトールと、会社員・小林さんとの可愛らしく愉快でホッコリな共同生活物語『小林さんのメイドラゴン』(作:クール教信者、双葉社/ABC朝日放送ほか)。第4話「カンナ、学校に行く!(その必要はないんですが)」は、共に暮らすカンナちゃんが大変に可愛らしく、ネット上でもブヒブヒ萌えもだえる声が大量に上がる素晴らしい1話となったので、張り切って紹介したい。

 前回第3話から、小林さん、トールとともに共同生活を送り始めたカンナちゃん。自宅マンションの前を通り過ぎる登校中の、自分と同年代と思われる小学生(ビジュアルがそうなだけで、実年齢はわからないが)に興味津々な彼女に、小林さんは小学校に通うことを提案するのだった――というのが物語導入部。この後、3人は学校で必要となる文房具などを買出しに出かけるのだが、このパートはまるっとアニメオリジナル。

 オリジナルエピソードの構築は、何かと賛否両論となりやすいものだが、今回の“3人でお買い物”は実に素晴らしい出来だったと思う。ファンシーな文房具に憧れてみたり、ランドセルを買ってもらったことがうれしすぎて家でもずっと背負っていたり。アクションの行動がイチイチ可愛らしすぎるカンナちゃん。マジやばい。あとランドセルを背負ったときの決めポーズには、かなりぐっとくるものがあった。

 ただ、可愛いというわけではなく、思いのほか高かったランドセルを買ってもらったことで、キーホルダーを小林さんにおねだりするのを遠慮してみたり、買い物帰りに小林さんとそっと手を繋ぐシーンなど、カンナちゃんの人となりを感じさせる描写が丁寧に、随所に描かれていたのはうれしいところ。ちゃんと伏線にもなっていたし。

 その後、いよいよ学校に通い始めたカンナちゃん。大分爪を隠してはいるもの、ドラゴンならではのハイスペックさと可愛らしさで、瞬く間にクラスの人気者に。そこへ可愛い女の子が大好きなデコ娘・才川リコが絡んでくるのだが、カンナちゃんの「仲良くしたい……」といううそ泣きに、「私、その、あなたと仲良くなりたくて……!」とあっさり陥落。いや、才川がチョロくて可愛かったな! しかもガチだし!

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