ガルパン聖地・大洗町の「あんこう祭」今年は早朝から“異変”!?　町のファンも増加した？

　人の流れに関していえば、昨年までは歩行者天国より先へ行く人はまばらな印象だったが、今年は歩行者天国外の大洗の街を歩く姿も多かった。その一例ではあるが、“ももがーの串かつ”でおなじみのウスヤ精肉店さんの前にも10～15人ほど行列ができていたりと、町歩きを楽しむ人も増えているよう。知り合いの大洗町関係者の方と雑談する機会があったので少しだけ話を聞いてみると、ガルパンのステージなどがなかった前日12日に開催された「第13回 大洗 舞祭」の人出が増えたそうで、着実に大洗町自体のファンも増えているきているように感じる事例もあったそうだ。

　さらに、大洗町関係者の方は今年の「あんこう祭」の状況について、ひたすら対応に追われたそうで「胃が痛いです」と、苦笑いをしていたのと同時に「何も事故が起こらないといいのですが」と、心配そうな声を漏らすことも。とはいえ、これだけ人が集まった大洗町では、ゴミをその辺に投げ捨てるという光景は見られず、ゴミ1つなかった……とまではいかないが、町は綺麗に保たれていただけに、比較的マナーのいいファンが多かったのかもしれない。

　最終章が全6章という発表もあり、まだまだ先まで楽しんでいけそうなガルパン。今回の「あんこう祭 2016」では、過去最高の約13万人が大洗町に集結したのだとか。想定されていたキャパシティでは追いつかなくなっている感じがしただけに、今後、それらをどうクリアしていくのかというのも、作品とともに見守っていきたいところだ。
　（取材・文／星山一博）