ガルパン聖地・大洗町の「あんこう祭」今年は早朝から“異変”!?　町のファンも増加した？

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　11月13日、アニメ『ガールズ＆パンツァー』（以下、『ガルパン』）の聖地である茨城県・大洗町で「第20回 あんこう祭　2016」が開催された。

　ここ3年ほど、このイベントに参加するため、都心から大洗まで早朝から自動車を運転して足を伸ばしているが、劇場版の公開後初となったあんこう祭は、朝から“異変”があった……。無料駐車場として開放されている大洗マリンタワーの約3キロ前から渋滞でほとんど動かないのだ。

　SNSなどを見ると電車の方も大変だったようだが、去年、一昨年も「あんこう祭り」に参加し、ほぼおなじ時間帯に同じ場所を車で通ったが、車はスムーズに動いていた。今年は人出がすごいことになるのではと、お祭り開催前から予感させる事態に、渋滞にウンザリしつつも、ついついテンションが上ってきた（もちろん帰りも駐車場から出るまでかなりの時間がかかった）。

テント村広場の様子。人でギッシリ

　午前8時半ごろ作中にも出てくる大洗リゾートアウトレットの近くまで来ると、グッズ狙いのための開店待ちなのか、コミケの会場かと錯覚してしまうほどの建物をぐるりと取り囲むように行列がすでにできていた。また、曲がり松商店街のあたりは、昨年より2～3万人増えたというレベルを、はるかに超えているのではと思いたくなるくらい人口密集度が高く、気をつけて歩いても何度か人とぶつかってしまいそうにもなった。

　来場者が増えたのに合わせてコスプレをしている人も増加している感じで、劇場版のキャラクターのコスプレをした人たちや、果てはボコのきぐるみ、“戦車”のかぶりものをした人の姿も。さらに、コスプレをしているのは観光客だけでなく、大洗町の出店サイドでもコスプレしながら販売している人が増えており、『ガルパン』を楽しんでいる感じが伝わってくる。この辺の、地元の方々の作品への理解度、楽しむ姿というのが“聖地”として成功を収めた要因なんだろう。

 
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