用意された惑星は1,844京!? 無限の宇宙を旅するスペースADV『No Man’s Sky』が6月に発売!

2016.03.21

『No Man’s Sky』公式サイトより。

 2013年に制作が発表されて以来、少しずつ伝えられる情報が多くのゲームファンを焦らし、期待を膨らませていたスペースアドベンチャーゲーム『No Man’s Sky』の発売日が決定した。ついに『No Man’s Sky』での宇宙旅行が実現する。

■無限の宇宙で何をするかはプレイヤー次第

 英・イングランドのギルフォードを拠点にするインディーズデベロッパー、Hello Gamesは先頃、広大な宇宙を探検するオープンワールドADV『No Man’s Sky』(PC版、PS4版)のリリースを6月21日(北米)から行なうことを発表した(Steamでは6月25日)。制作発表から実に3年を経て、ようやくこの謎に包まれた壮大なスケールのスペースアドベンチャーが体験できることになった。

『No Man’s Sky』ゲームプレイ 「HelloGamesTube」より

 AAAタイトルのアクションアドベンチャーなど、これまでの“オープンワールド”なゲームもかなりの広さの“世界”を用意してきたが、この『No Man’s Sky』の舞台となる広大な宇宙は、プログラムによって自動生成されるため、事実上は無限の世界が広がっているという。プレイヤーが訪れることのできる惑星は、その数なんと1,844“京”にも及ぶというから驚きだ。残念ながら日本語版は用意されていないが、基本的には1人で大宇宙に乗り出し、未開の惑星を冒険する内容であるため、言葉への依存度は低そう。SteamでのPC版の価格は、今のところ6,080円となっている。

 プレイヤーは汎用小型宇宙船の「Horizon Omega」に乗って、宇宙への旅を始めることになる。最初は最低限の装備しかない宇宙船だが、ゲームの進行とともに、装備の追加や強化、船体の改造などが可能になる。ゲームの目的は明確には提示されておらず、リアル人生と同じく(!?)プレイヤーの考え方次第。戦士、貿易商人、開拓者など望み通りの生き方を選択でき、当然いつでも方針や目的を変えることができる。

 広すぎる宇宙が舞台だが、もちろん多くの人間が各地で活動しており、支配地域をめぐって対立する派閥が存在し、宇宙船を襲う海賊などもいる一方で、あらゆる場所を監視している強力な警察組織もあるという。降り立った惑星には、それぞれ固有の環境があり独自の生き物が生息していて、毒性が強い環境の“死の惑星”も存在しているようだ。宇宙を舞台に、まさに第二の人生を送ることになるといっても過言ではない内容で、この『No Man’s Sky』の世界にいったい何が待ち受けているのか、ADV好きには気になるゲームだろう。

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