トップ > アイドル&声優 > アイドル > 記事詳細  >  > 3ページ目

【シリーズ「ももクロと、おやじノフたちの現在地」case.06】

「『I love MOMOCLO』と自己紹介し、物販に毎回10万円費やす四十路ノフの『ももクロ狂詩曲』」マルさん(39)の場合

2015.10.06

――年齢的にはずっと年下の彼女たちに教えられたことってありますか?

マル ライブで毎回感じるのは、仕事にしろ何にしろ、すごくちっぽけなことで悩んでたなってことですね。「笑顔の天下取り」ってのは、やっぱりスゴイことですよ。

――ももクロの人気もそろそろピークを迎えているのではという意見もありますが?

マル う~ん、人の話は別に気にならないですね。この間、しゃちのライブが当たったんで行ってみたんですけど、周りにいたしゃちやエビファンが、「ももクロの現場はフリコピとかオタ芸ができないからおもしろくない」って言ってたのは聞こえてきましたね。まあ、人それぞれだから仕方ないかなと。

――運営やスタッフに対するアンチな面てありますか?

マル あー、現場に行った時、スタッフが着てるTシャツあるじゃないですか、アレを物販してくれよって。それに、生誕グッズの発送が今年は全員遅れたじゃないですか。杏果のグッズも来たのが5月で、誕生日を一緒に過ごせなかったのがね……。もうちょっとちゃんとやってくれよって(苦笑)。

――ももクロの終わりを考えることってありますか?

マル ん~そうですね、彼女たちが自分の意思で辞めるっていうなら仕方ないと思います。だけど、外部からのなんらかの風評被害とかだとしたら、なんとかしてあげたいなって思いますね。

――それでは、ご自身のモノノフの終わりとは?

マル ノフの終わりっていうか、現場の終わりっていうのは今でも何回も考えますね。今年は特にLV多かったんですけど、現場行かなくても楽しめるかなーって。来年もそうでしょうけど、都内の現場が少なくなって(都内組には)遠征が増えたじゃないですか。そう考えるとリアルな話、給料と比較して、どうしようかってところですね。でも、彼女たちがももクロであり続ける限り、ノフをやめるかっていうと、それはないと思いますね。

――もしももクロが登場しなかったとしたら、今、熱中できてるものってありますか?

マル たぶん、そこまでどっぷりハマるってのははないでしょうね。好きなロックバンドのTシャツ着たりっていうのはあるかも(笑)。

――それじゃあ、初対面の人に趣味を聞かれて、「ももクロ」って言えますか?

マル プライベートの場合は言いますよ。「えーっ!」っていう反応を楽しみにしてるんです(笑)。男性はびっくりする人が多いですね。ボク、英会話習ってるんですけど、その時自己紹介するのに、「アイラブ ももクロ」っていうと、だいたい固まっちゃうんですよ(笑)。仕事関係の場合は「音楽」って言ってますけどね(笑)。

――それでは最後に、あなたにとってももクロとはどんな存在でしょう?

マル もちろん、『元気や活力をもらえる存在』ですね。彼女たちが頑張ってるからボクも頑張らなきゃっていつも感謝してます。「DNA」の歌詞なんかそのまんまですよ(笑)。

 * * *

 会社に推されなくてもライブには行く! なぜなら、それが元気の根源だから。ももクロがいつも唄うのは、強くて弱い四十路ノフへの応援歌だったのかもしれない。「クサらずに立ち向かえ! キミの遺伝子が笑うまで」。

【case.07につづく】

編集部オススメ記事

注目のインタビュー記事

人気記事ランキング