【ICAF 2015】「商業アニメの方面に行くべきかどうか」 『フミコの告白』『陽なたのアオシグレ』の石田祐康が再び直面する岐路

2015.09.11

 去る8月28日から31日まで、東京・六本木の国立新美術館にて「ICAF 2015」が開催された。2002年から始まったICAF(Inter College Animation Festival)は、各校選抜の学生作品を一挙に見られる機会として定着。今回は北海道から広島まで、過去最高の29校が集った。

「ICAF 2015」のレセプションにて挨拶する石田監督

 本件では初日に実施された「ICAF レトロスペクティブ! トークセッション」から、石田祐康監督のキャリアについてお届けする(大学時代に関しては、先日の記事を一読してもらえると幸いだ)。

■『フミコの告白』『rain town』が高評価 本格的な動画時代の幕開けも追い風

トークセッションにて石田監督

 石田監督がアニメーション制作の機会を得たのは高校生の時。「高校の時にデッサンとか絵とか描いたりしてたんですけど、地元の公民館でカメラを使ってCMを作ってみようみたいなワークショップがあって、『絵も描けて映像もやれるんだったらアニメーションしかないでしょう』となって作ったのが最初でした」。

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