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コレクター向けおまけシールはどう生き残る!? 『真おくのほそ道』はいかにして全国のファンに応えるのか

2015.06.27

■コレクター向けおまけシールは、いかに生き残るか!?

──かつて、『ビックリマン』『ガムラツイスト』『ラーメンばあ』などが流通していた、80年代から90年代は、数多くのおまけシール付き菓子が、全国流通していました。それは子供の数が今よりも多かったという事情もあるかと思いますが、現在販売されているコレクターをメインターゲットとしたおまけシールは、都内、もしくは都市圏に住んでいないとなかなか入手しづらいという問題があると思います。この問題について、「シンオクシール」はいかに対応しているのでしょうか。

 希望としては、「シンオクシール」も全国の店頭で展開していきたいという思いがあるんですが、やはりユーザーの絶対数からそれは厳しいというのが現状です。そこで、「シンオクシール」は通販での展開をメインに考えております。そのため、コレクター向けのおまけシールとしては珍しく、地方のお客様が非常に多いですね。こういうコレクター向けのおまけシールは、通販で展開することがあまりないので、その点で喜んでいただけていると思います。シールファンは、意外と地方にも多くいらっしゃるんです。自分も地方出身のシールファンなので、欲しくても手に入らない悲しさは知っています。やはり自分が欲しいのに、肝心の商品が買えないという状況は作りたくはないんです。

──とはいえ、全国からの注文に備えようと思うと、在庫もある程度の数を用意せねばならないと思います。なかなかメーカーとしてはリスキーな選択をしているようにも思うのですが、ある程度の数の商品を販売するうえで、どのような戦略をとってらっしゃるのでしょうか。

 シリーズ起ち上げの時は手探りでしたが、ありがたいことに今はある程度「シンオク」ファンも増えてきています。とはいえ、人数としてはまだまだです。そこで、全ユーザーの中でも2割程の特に熱心なファンの方に向けて、大量購入するとデザイナーさんの色紙やグッズなどの特典をプレゼントさせていただいています。少数ではあるけれど、たくさん投資して買い支えてくれる方には、それ相応のお礼という形で応えて、そこまでお金を出せないけど、シールを集めたいという方にもちゃんと商品をお届けできるようにと考えています。だから、クラウンドファウンディングみたいな要素もあるかもしれませんね。

──「シンオク」シールのみならず、今後のワイエスコーポレーションの展開について教えてください。

 2015年は、48mm×48mmサイズにこだわったシールを出していくのと同時に、新たな企画も色々考えています。そこは8月にはイベントも予定していますが、まずはそこで第一報を発表します。ご期待ください!

<『真おくのほそ道』シール商品情報>
媒体:Amazonマーケットプレイス、ヤフーショッピング
ご注文開始日:2015年6月28日(日)正午スタート
ご発送開始日:2015年7月16日(木)→初回7月18日着予定
商品セット:第2弾 真おくのほそ道(21小箱入り) 限定600箱
販売価格:10,080円(税込)
・全30種シンオクシール
・しょうゆキャンデー、ピリ辛しょうゆ豆のお菓子ランダム、シンオクシールはダブリなし

■特典詳細
①大箱8箱ご注文の場合
・サイン色紙(カラー)1種1枚プレゼント……デザイナー・下条美治氏サイン
・シンオクチョコ 一式プレゼント

②大箱15箱ご注文の場合
・サイン色紙(カラー)2種3枚プレゼント……デザイナー・下条美治氏サイン
・シンオクチョコ 一式プレゼント
・アンカットシールセット プレゼント……スタジオメルファンデザイナー・桜井勇氏&山下篤則氏サイン
・先行マル秘特産品グルメプレミアムセット(シール付)

<真おくのほそ道公式サイト>
http://www.4094.info/

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