P.A.R.M.Sが少女たちの涙に溢れた!? スライムガールズ、ぱー研!から卒業するメンバーが綴った感動の手紙

2014.08.13

寄り添い合い、最後のステージをかみしめるぱー研! のメンバーたち。

 8月10日、アリスプロジェクトの常設劇場P.A.R.M.Sは、少女たちの涙に溢れた。
 この日、午前から始まった1部の公演ではユニットの卒業式が行われ、アリスプロジェクトの新人メンバーによるユニットのスライムガールズ(スラガ)から梅こうめ、水沢まい、小島夕佳、楠木まゆの4人が、また「P.A.R.M.Sを世の中に広めるためのユニット」のぱー研! からは愛沢美奈、月野もあのの2人がそれぞれの所属ユニットから卒業し、昇格することになったのだ。

 公演で卒業メンバーたちは、残るメンバーやファンに向けて手紙を読んだ。彼女たちの手紙は、自身の成長やファンへの感謝の想い、ユニットへの愛や仲間との絆に溢れていた。おそらく、卒業式の感動を適切に伝えるためには、彼女たちの言葉をそのまま伝えるのが一番だと思われる。そこで、今回はその手紙にしたためられた、彼女たちの言葉をここで紹介したい。

右から、スライムガールズの楠木まゆ、梅こうめ、水沢まい、小島夕佳。

■楠木まゆ(スライムガールズ卒業→ぱー研!加入)
 私がスライムガールズに加入したのは7月2日で、ステージデビューは7月11日でした。毎日メンバーと一緒にいたので、1ヵ月しか経っていないのが信じられないです。スライムガールズに加入した時、みんなはもうひとつにまとまっていて、すごくいいグループだとスタッフさんも言っていました。最弱だけど最強と言われている今のスライムガールズに私も所属することができて、ユニット動員も1位を獲得することができて、本当にうれしかったです。昇格が決まった時、本当に私でいいのかとそんなことばかり考えていました。私自身がそう考えるのだから、そう思った人もたくさんいたと思います。でも、ぱー研! に昇格できたチャンスを無駄にしないように、応援してくれるみなさんにたくさんの「ありがとう」を伝えられるように、もっと上を目指していくので、ついてきて欲しいです。そして、私を導いて欲しいです。楠木まゆを応援してよかったとたくさんの人に思ってもらえるように頑張ります。

■水沢まい(スライムガールズ卒業→OZ加入)
 私は4月17日にスライムガールズとして、ステージデビューをしました。デビューしてからすぐに腸炎になったり、肋骨骨折をしたりして、1ヵ月以上ステージに立てない時もありました。そんな時、ツイてないとか悔しいとかマイナスに考えてしまったけど、復帰した時にファンのみなさんが色紙を用意してくれて、感動しました。今思えば、その期間にスラガのステージをお客さんの立場で見ていたからこそ学べたことがたくさんありました。まいは、最年長なのにしっかりしていなくて、いつもメンバーが引っ張ってくれました。そろそろしっかりしたいし、もうちょっと早口で話せるように頑張ります。初のオリジナル曲「クエスト~今だ!!最弱の戦士☆」をいただけてうれしかったよね。アリス十番さんの「全開☆ヒーロー」を歌わせてもらってうれしかったよね。遠征ライブも対バンライブも毎日のライブも全部すてきな思い出です。そして、いつも現場にいてくれたファンのみなさん、本当にありがとうございます。今、こうして応援してくれる人がいることが、本当にうれしくて幸せです。

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