平松可奈子の『ロリータ道!!』 第7回

真の“ギャップ”とは黒猫のことである……! 『俺妹』で学ぶゴスロリの極意

2014.06.29

——かわいいものに甘いもの、陰のあるもの、ちょっと神秘的なもの……時代でいえば中世ヨーロッパ、レースにフリル、リボンに薔薇! 元SKE48・平松可奈子がときめく、二次元作品のロリータやゴシックの世界を思う存分召し上がれ。

 みなさん、お久しぶりです! 今ハマっているアニメは『1週間フレンズ』、マンガは『奴隷区』、おすすめの乙女ゲームがあったら教えてほしい平松可奈子です。

 夏だーーー!!! 夏になるとなぜか映画『下妻物語』が観たくなります。『下妻物語2』とかやらないかな……なんてつい考えてしまうんですよ。そんな私が、今回の「ロリータ道」で紹介するキャラクターは……アニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』の黒猫です!

 このアニメは、あか抜けていて勝ち気な妹が、実は隠れオタクだったという秘密を知ってしまったことから、不仲だった妹に振り回されることになっていく兄の奮闘の日々を描いた作品です。その妹の友達として登場するのが黒猫こと、五更瑠璃(ごこうるり)。黒髪ロングのさらさらな髪の毛にチャームポイントは泣きぼくろ、普段はゴスロリの格好をしている美少女なのです。

 そんな黒猫さんは、実は超オタクでゲーマーでぶっきらぼうで中二病気味で毒舌で、ちょっと誤解されがちなキャラクター。“黒髪ロングにツンツンの不器用なゴスロリキャラ”という、まさしく王道のキャラ設定です。しかし、彼女がなんでこんなに魅力的なのかといいますと……GAPがものすごいんですよ! 見た目はお嬢様で世間知らずそうなのに、本当は家庭がそんなに裕福ではなく、家ではジャージで妹達の面倒を見て、ロリータ服だって自分で作っちゃう。そんな家庭的なところをはじめ、黒猫さんは“きゅんきゅん”させてくれるGAPをたくさん持っているのです!

 さらに、不器用で人見知りで最初はツンツンキャラな黒猫さん、アニメの1期、2期と、ストーリーが進むにつれ、心もかなり成長していきます。そんなところも見どころです。

そんな『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』の黒猫から学ぶロリータ道、

それは……

「外見で判断するのはよくなくってよ!」

 お人形のようなゴスロリ服を身にまとう女の子が、実は家庭的で妹のお世話をしている……これこそがGAP! 外見からは想像もつかない内面を持つことで、魅力はさらに増していくもの。
 
 外見だけで判断されることが多い世の中を、私もびっくりさせていきたいものです!

<第7回の写真は、黒猫にならって初めての黒♡>

(撮影/篠田 工(go relax E more)、ヘアメイク/山本純平)
(衣装協力/Tokyo Alice<http://tokyoalice.jp/>)

平松可奈子(ひらまつ・かなこ)
1991年、愛知県生まれ。SKE48の1期生としてデビューし、2013年4月に卒業。SKE48「二次元同好会」のメンバーとしても活躍した。11月13日にリリースした初のソロDVD『平松可奈子 セカンド ステージ』を皮切りに、本格的に芸能活動を再開。マルチタレントとして活動中。
公式ツイッター<https://twitter.com/kanaco1114
公式HP<http://bigpapa.co.jp/talent/kanako-hiramatsu.php

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