河野マリナが語る、アニソン制作現場で感じた愛「アニソンは“キング・オブ・ミュージック”」
編集部
2014.01.02
■アニソンが“キング・オブ・ミュージック”!!
──河野さんは小さい頃からアニソンがお好きだったんですか?
河野 はい。3歳のときに『SLAM DUNK』に出会ってからずっと好きでした。『SLAM DUNK』のOP、EDテーマを歌っていると、どんなに体調や心の状況が悪いときでも気持ちよくなれて、私のやる気スイッチのような存在として大切にしていました。
──アニソン以外の音楽にも触れた中で、特にアニソンが大切だった?
河野 そうですね。元々はキラキラしているアイドルの姿を見て、歌手になりたいと考え始めたんです。大学生になってからはロックが大好きになって、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTさんやthe pillowsさんをよく聴くようになりました。ロックが好きな自分とアイドルが好きな自分を繋いでくれる存在が、アニソンだったんです。
──繋いでくれる、というのは、『フリクリ』の「Ride on the shooting star」など、the pillowsもアニソンを歌っているからということですか?
河野 それも関係あるとは思うんですが、アニソンって、ポップな曲も電波ソングも、ジャズもロックも、どんな曲も含んでいて、まさに“キング・オブ・ミュージック”だなと。全部の音楽を輝かせることのできるジャンルとでも言うのかな。