ショートアニメ『浦島坂田船の日常』内容が無さすぎてげんなり…魅力がなんなのか一切分からない第5話
三澤凛
2019.11.04
浦島坂田船はうらたぬき、志麻、となりの坂田。、センラの4名からなる男性ボーカルユニット。『浦島坂田船の日常』ではメンバー4人が高校生となり、“わくわくどきどき”な青春を過ごしていくオリジナルショートアニメ第5話がオンエアされた。
内容の無いアニメの決定版みたいになってきたが、今回は学校生活につきものの朝の集会名物校長先生のお話についてやいのやいのする浦島坂田船の面々の話。
部員同士で写真について盛り上がっていたら、クラスに誰もいないことに気づく。そう、今日は全校集会でもうみんな体育館に集合していたのだ。
慌てて会場に向かうが、間もなく校長先生の話が始まろうとしていた。まだ校長先生をみたことがない転校生部の面々は、いったいどんな校長なのだろうかと想像し始める。
ステレオタイプの校長、それではつまらないからと着ぐるみやパンイチでの登場を期待したり、酒をあおって出てくるとか 眼鏡をかけてるかかけてないか、もしかしたらグラサンなのでは、などなど話は尽きない。
みんなの期待を背負って登場した校長は想像の斜め上。まさかの人外。それもペンギンだった。
なんというか、こういう飛び方をすると世界観も何もないだろう。ファン用のアニメだというのは重々承知なので、ファンが楽しければそれでいいのかもしれないが……。歌い手だけど歌を用いないのであれば、この番組の魅力とは一体何なのだろうか。
(文=三澤凛)