『24時間テレビ』今年もやっぱり大炎上! EXIT・兼近の「二股」捏造で視聴者からバッシングの嵐 視聴者離れ進む?

2019.08.26

吉本興業公式サイトより

 24日、25日に放送された日本テレビの夏の恒例企画『24時間テレビ42 愛は地球を救う』。近年は視聴者から「感動ポルノ」といった声や、チャリティーマラソンの必要性に疑問を抱く声が寄せられ、その放送内容が物議を呼んでいる。マラソンは今年から新たに駅伝形式となり、ハリセンボン・近藤春菜、ガンバレルーヤ・よしこ、同局の水卜麻美アナウンサー、いとうあさこの4人がタスキをつないだが、放送時間内に間に合わず、アンカーのいとうのゴールシーンは生中継されなかったため、視聴者から苦情の声が殺到していた。

 他にも、ある企画コーナーに“捏造疑惑”が浮上し、大炎上を巻き起こしている。

 問題になっているのは、24日深夜に放送された、嵐・二宮和也担当の企画コーナー「二宮和也のあの人に会いたくない」だ。旬な芸能人が「会いたくない人」と再会し、その関係を“つなぐ”というこのコーナーに、EXIT・兼近大樹の中学生時代の元カノが登場。再現VTRが流され、兼近が当時二股をしていたため、元カノ女性が男性不信になってしまったと暴露されてしまった。

 番組で兼近は、「当時からクズだった」「女の子との噂が絶えなかった」といった女性の発言を「他の女の子の家にみんなで遊びに行ったとかはあったけど、2股とかはなかった」と否定。相方のりんたろー。も「調子いいけど、適当なことをするやつじゃない」とフォローしたものの、チャラ男キャラのイメージ通りだと、お茶の間に知らしめる結果になってしまった。

 しかしその後、急展開が。現在YouTuberとして活動する女性が、自身のYouTubeチャンネルで「伝えたいこと」というタイトルの動画を公開。1週間前にスタッフから出演オファーがあったといい、その時に「兼近の会いたくない人として出演する」「実は兼近さんは2股していた」と聞き、初めて2股していたことを知って驚いたことを明かしている。

「VTRでは私が(浮気を)目撃して別れたみたいな感じになってたんですけど、女の子の噂は確かに聞いてはいましたけど、実際に浮気を目撃したわけじゃないです。なので、スタッフさんが話してくれたことは、何だったのかなって思って」

「兼近のそういう悪いエピソードいっぱいくださいって言われて、いっぱい考えてたんですけど、実際そんなになくて。兼近と付き合った約2年間は自分の中ですごくいい思い出で……」

 などと胸中を語り、男性不信になったことについても、「男の人が怖いと思ったことはないです」と否定している。

「チャラく見えるかもしれないですけど、根は真面目で、他人想いで……、兼近はただのいいやつなので、そこは今回言っておきたいなと思いました」「今回のせいで兼近が嫌われるってことはあってほしくないと思った」

 と視聴者に訴えながら、兼近にも感謝の気持ちを述べた。

 一方、兼近本人は、台本をもらった際にはさらに事実と反する内容だったこと、それを嫌だと伝えた結果が今回の内容だったことをTwitterで暴露しており、りんたろー。も元カノのYouTubeリンクを貼りながら、番組への不信感をあらわにしたツイートを投稿した(現在は削除済)。

 過剰な演出に、ネット上にはバッシングの声で溢れており、番組にますます拒否感を抱く視聴者も少なくないようだ。

 両日合わせた全体の平均視聴率は、昨年から1.3ポイント上昇した16.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と歴代13位を記録し、いとうが国技館へのラストスパートをかけるシーンで瞬間最高の39.0%と驚異的な数字を叩き出した今年の『24時間テレビ』だが、数字のためなら何でもアリの番組作りが続けば、“視聴者離れ”は進むばかりだろう。

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